本日,出版社の方から見本誌が届き,『徹底攻略 情報処理安全確保支援士教科書 令和2年度』,無事完成しました。

徹底攻略情報処理安全確保支援士教科書令和2年度

10月発売予定で,秋の情報処理安全確保支援士試験にもギリギリ間に合います。
といっても,来年度(令和2年度)向けの本ですし,直前で読み切れる本ではありませんので,今年受かる予定の方は特に買う必要はないです。

今回からの新しい試みとして,もともと単元ごとに最後についていた「覚えよう!」を最初に一覧にして,『試験直前対策 項目別要点チェック』としています。

よく出る用語がまとまっていますので,試験直前にひととおり復習したい時には,ぜひご活用ください。

今年度版(2019年度版)をお持ちの方は,章末の「覚えよう!」の部分を順番に確認していただけると,同じことは実現できます。手軽に確認することはできませんが,分からない言葉があったときにはすぐ直前が確認できますので,記憶の定着という意味では,その方が効果的だとも考えられます。

この本のメリット1『過去問題解説6回分付き』

徹底攻略 情報処理安全確保支援士教科書 令和2年度』に限らず,わく☆すたで執筆している徹底攻略シリーズの試験対策本はすべて,過去問題の解説が付属しています。
これは,私(美月)がこだわっているポイントであり,試験に合格する一番の秘訣は,「過去問演習をしっかりやること」です。
そのための教科書でありますし,過去問解説をしっかり付けて,知識のインプットだけで終わらないようにしています。

紙面の制約から最新のもの以外はPDFでの提供となり,毎年秋試験も含めて年2回分追加しています。
特に,情報処理安全確保支援士教科書は平成29年度の初回試験の後で発売を開始しましたので,平成29年春期からのすべての情報処理安全確保支援士試験の問題の解説を提供しています。
なお,これから行われる,令和元年度秋期の解答解説は,試験後(解答例発表後に作成しますので来年になります)に提供予定です。

この本のメリット2『演習をしながら知識を身につける』

こちらも,わく☆すたで執筆している徹底攻略シリーズは,情報セキュリティマネジメント教科書を除きすべてそうなっており,本文中に午前問題を演習として含めています。
今回,新しく『スモールステップ方式』と名付けています。表紙にある説明のように,単に文章を読むのではなく,本文での解説の後に演習問題を掲載し,実際の問題で確認するという形態を取っています。

この学習方法は,単に知識の暗記ではなく,知識を身につけそれをもとに考える必要がある試験の場合には特に効果的です。高度区分を中心とした学習には,こちらが最適だと判断して,ずっとこちらの方式を採用しています。
別に名前がついただけで,昨年度版も含め,形式はすべて同じです。
あと,情報の新しさにもこだわっていますので,定期的に問題の変更も行っています。特に,新傾向の問題は積極的に入れるようにしています。

余談ですが,こちらの方式はレベルの低い試験になるほど,苦情が多くなりますので,レベル2の情報セキュリティマネジメント試験の対策本では採用されていません。レベル3の応用情報技術者試験では,たまに「すらすらと読みづらい」等のご意見はいただきますが,レベル3以上では必要だと考えて採用しています。

この本のデメリット『合格への抜け道は書いてない』

この本のデメリットを挙げておきます。
こちらも,わく☆すたで執筆している徹底攻略シリーズすべてに共通する方針で,試験テクニックなどの,合格への抜け道になるような情報は掲載していません。
しっかり実力をつけて合格して欲しいという信念のもと,合格に必要な知識について,誌面の許す限り掲載しています。また,技術は順を追って学習する必要がある内容が多いことから,「出るとこだけ」を抜粋して載せるようなこともしていません。

情報処理安全確保支援士試験は,国家資格『情報処理安全確保支援士』を取得するために必要な試験であり,ただ受かればよいというものではありません。
情報セキュリティに関してしっかり理解し,実務に応用できるようにすることが大切です。

それに,テクニック本の方が世の中には溢れていますので,必要ならば他の本をご利用ください。
(別に併用すればいいだけではあるとは思いますが。)

試験対策本にもいろいろな考え方があり,それぞれの著者の信念のもとに作成されています。
まずはいろいろ,書店で手にとってみて,自分に最適な本を探してみてください。