自分の間違いに気づく
そういえば,試験当日に,IPAから,「平成23年度秋期試験 合格発表スケジュール」が公表されています。
それによると,応用情報技術者および高度各区分の解答例発表は,12月9日(金)正午のようです。
2ヶ月近く先ですし,多分この頃には解答を何書いたか忘れてると思いますので,今のうちに自分が何を書いたのかはメモしておくのがおすすめです。
私はいつも,完全に復元はできませんが,何が書いたかわかるように,メモはしてます。
論文の場合は,構成を考えたマインドマップが残っていますので,何を書いたかのイメージは思い出せるようにしています。
こうしておくと,「自分がいかに間違えたか」を知ることができて便利です。
人間,どうしても自分がかわいいので,自分が間違えた,ということはあんまり認めたくありません。
もちろん私もです。
でも,間違えたことに気づかずにいると,いつまでも同じ間違いを繰り返してしまいますし,成長がありません。
間違えたことで,反省したり恥ずかしがったりしながらも,改善していくことはとても大切です。
そして,自分の記憶って,意外と当てにならないもので,都合の悪い記憶は,なかったことにしがちなのです。
ですので,2ヶ月たって解答例を見ると,「大体解答例と同じようなことを書いた気がする」という気分になるのです。
特に,情報セキュリティスペシャリストは,その傾向が強いです。
「解答例とほとんど同じようなことを書いたのに落ちた」と言ってくる方がいたので,一度,午後2の解答演習で,同じ問題を解答例を見ずに解いてもらって,採点してみました。
そうすると,結構違うことを書いてたりするので,本番でも違ったことを書いてたんじゃないかと思います。
ちなみに,2ヶ月も待てない,という方は,各社が公開している解答例と比較してみるといいと思います。
ただ,信頼性は保証しませんので,目安として使うぐらいがおすすめです。
資格の学校TAC http://www.tac-school.co.jp/sokuhou/joho/joho11_10.html
iTEC http://www.itec.co.jp/auto_mark/answer/index.html
ちなみに,応用情報技術者午後は,わく☆すたでもやってます。
間違えてしまった,という事実は覆せませんので,後悔してみても始まらないとは思います。
でも,間違いに気づくことで,1つ新たな事実を知ることができますし,実力もアップしていきます。
自分の間違いに気づき,それを正面から認めて,成長につなげていきましょう。