自分の到達可能範囲を知る

わく☆すた,けんけんです。
美月さんが出張で不在の為,代わりに久しぶりに書いております。(美月さんがいないのをいいことに,前から気になっていた,妹系かふぇばーに行ってきました。^^; 給料日前なのか貸し切り状態で,超・ラッキー(!?)でした。)
さて先日,自分のメンターの1人と,幻想と目標についてお話する機会がありました。よく,目標設定すると良いと言いますが,思いっきり高い目標を立ててしまった場合,ただの幻想で終わってしまうのではないかと質問したのです。
そうすると,「例えば,月100万円稼げない人が,『1億円稼ぐぞ!』と言っても,現実的に無理だよね。だから,自分の手が届く範囲で何ができるかが大事だと思うよ。」とお返事をいただきました。
冷静に考えてみると,すごく当たり前ですよね。今回,この会話で自分が気づいたことは,こんな感じです。
・目標を立てることと,その目標を達成する行動があると言うこと。
・目標はいろいろなレベルがあるけれども,目標達成に向けての行動には限りがあること。
返事を聞きながら,ふとゴム紐を伸ばすイメージが浮かんでました。自分にくっついているゴム紐が伸びて目標達成への行動をしている感じです。それを無理にひとっ飛びに動こうとすると,ゴム紐が伸びきって,到達する前に切れてしまうかもしれません。また,大きく動こうとピアノ線のようになるまで強く引っ張ると,余裕がなくなり,行動を維持するだけで,大変です。
例えば,「情報セキュリティスペシャリストに合格するぞ。」と目標を立てるとするとします。その目標に向けて,どう行動できるでしょうか。その人それぞれの立ち位置によって,異なってくるのは明白です。
もし,ITに関係ない部署に勤めていたのだけれども,会社の都合で情報セキュリティスペシャリストを取得しなければならない場合,いきなり過去問を解こうとすると,ゴム紐が切れると思います。なので,SC合格の目標に向けて,自分のゴム紐が届く場所を考えて行動する必要が出てきます。具体的には,コンピュータシステム基礎一般を学ぶことなどがあげられると思います。
そんなわけで,わく☆すたでは,SC対策のDVD教材を作成する一方で,その一つ前の応用情報技術者に必要なセキュリティDVD教材(第2版はこちら)もご用意しています。
今回の事で,あとで考えてみると,以前ブログで書いた,学習を阻害する3つの要素の1つである「段階の飛び越し」と意味は同じで,切り口を変えただけであることも気づきました。
とすると,自分の現在位置がどこにあるかを知ることも,同時に必要になってきます。
長くなったので,今日はこの辺で。