ITパスポートのCBTに備える
11月25日のCBT試験に向けて,演習をして準備しています。
といっても,パソコンの画面上で過去問のPDFを開いて,Excelファイルに答えを入力していってるだけですが,これが結構,いい練習になります。
リハーサル試験の時にもすごく感じたのですが,CBT試験は,なんか集中力が続きにくいのです。
特に,計算問題が出てくると,なんかめんどくさくなってきます。
計算問題については,別にホワイトボードが用意されていて,そこで計算するのですが,これがなかなか,面倒なのです。
特に,アローダイアグラムとか,最適な戦略の選択とか,もともと本文に書き込んで計算していたものは,なんか大変な感じがします。
そして,紙の試験だと何度も見直しを行うのですが,CBTだと面倒になって,問100まで行ったら,さっさと終わりにしてしまいたくなります。
紙の試験よりも,疲労度が大きい感じです。
それで,ついついさっさと切り上げて終わりにしてしまうのですが,そうすると,結構ミスがあって,後悔したりしてしまいます。
あと,ITパスポートだからといって侮っていると,結構歯ごたえのある,難しい問題が出てきます。
特に,最初の30問程度のストラテジ系は,応用情報技術者試験と比べても,出てくる内容に遜色はない感じです。
ただ,ITパスポートが易しいのは,他の選択肢が,比較的楽に消せることです。
例えば,平成23年秋問54に,「サーバの仮想化に関する記述として~」という問題がありますが,これの選択肢が,「ア 現実感を伴った仮想的な世界をコンピュータで作り出す技術」だったりします。もしこれが正解なら,仮想化って,とっても楽しそうな感じなのですが。。。
とはいえ,ある程度用語を知らないと答えられないので,ひととおりの勉強は必要です。
うろ覚えでも知っていれば,他の選択肢がありえないと感じられるので,高得点を取るのは比較的楽ですが,だからといってまったく知らないと答えられない問題は多いです。
これ,まったくの素人というか初心者が勉強したら,結構大変なんじゃないかな,とも感じます。
初級シスアドの時に比べて,アルゴリズム的な要素も出てきますし。
今年(平成23年)の秋試験には,中問でアルゴリズム的な,画像を90度回転させる問題が出てきました。
これを紙じゃなくって,頭の中で回転させるのはかなり苦労します。アルゴリズムはやっぱり,紙に書いて実際にやってみないと,イメージがつかみづらいです。
基本情報技術者試験以上に合格されている方は,パーフェクトを狙って受験されるといいと思います。
そうすると,自分の弱点を完璧につぶそうとするはずですので,それが弱点補強になります。ITパスポートレベルが完璧にできると,応用情報技術者午前や高度午前1は,6割近くはいけるんじゃないかと感じてます。
それに,午前に関しては難易度が違うだけで同じ試験範囲なので,基礎固めには最適です。
私ももちろん,パーフェクトを狙って受けるのですが,今まで過去問を解いていて,一度も完璧にできたことがありません。;_;
ITパスポートのCBT試験,今週末に受験される方も多いと思います。
新しい試験を,一緒に楽しんでいきましょう。