株式会社わくわくスタディワールド

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新しい本や教材で勉強する

セミナーや質問メールなどでよく,「参考書や問題集は去年のものでも大丈夫ですか?」ということを聞かれます。
実質的な話をすると,去年のものと今年のものとであまり内容が変わってない本も多いですし,それでも使えるとは思います。
特に,データベーススペシャリストやプロジェクトマネージャなどは,1年ぐらいで出題傾向が変わるわけではないので,勉強内容としては問題ありません。
ただ,新しい本を買って勉強した方が,受かりやすいです。
参考書に関しては,買えば合格する,というものではないですが,買わないと合格しない,というのはある程度あると感じています。
「参考書を買う」という行為自体が,勉強するためのきっかけになります。
去年の参考書があるからそのまま使おう,と思っていると,使わないうちに試験が近くなってしまう,ということがよく起こります。
単純に,古いもの,すでにあるものには人間は興味をもちにくいので,モチベーションが下がるのです。
ただ,去年と同じ参考書をもう一度買う,というのは抵抗がある人も多いと思います。
個人的にも,それはやめるのがおすすめです。
もう一度使う,ということは,その参考書を使っても合格できなかった,ということを意味します。
使いもしなかった,ということももちろんあると思いますが,それを含めて,その参考書だと勉強する気にならなかった,ともとれます。
そういうときには,別の参考書に手を出してみるのがおすすめです。
去年とは別の参考書で勉強すると,意外とすいすい勉強できるかもしれません。
参考書以外でも,DVDやゲームソフト,専門書,セミナーなど,いろんな選択肢があります。
そのやり方が良かったか悪かったか,というだけでなく,やり方を変えること自体に意味があります。
気分が変わると,それだけでやる気になることも多いはずです。
そろそろ,次の試験のことを考え始める頃だと思います。
心機一転,新たな道具で新たにスタートしてみましょう。