株式会社わくわくスタディワールド

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「わかる」から「できる」にする

おかげさまで,わく☆すた公開セミナー「データベーススペシャリスト対策+平成23年春過去問解説 5回コース」の4回目,5回目(2回とも午後2対策)が残席わずかとなりました。
昨日のデータベース勉強会も定員いっぱいで,大盛況でした。
今期は,データベーススペシャリスト対策がとても盛況で,盛り上がっております。
皆様,ご参加ありがとうございます。
また,第2回のデータベース勉強会(現在の所3/1(木)夜を予定)も,開催予定です。
データベーススペシャリスト試験の場合,覚えなければいけない知識,というのは,多くはありません。
ただ,その少ない知識は,完全にマスターする必要があります。
正規化の場合,第1~第5正規形までの正規化のルールは,とても単純です。
それを,特に第3正規形までは完全に理解しておくのは,データベーススペシャリスト試験では必須です。
主キー,候補キーの選び方を知っていて,順に正規化することは,午後1では定番ですし,できて当たり前です。
ER図でも,エンティティを洗い出して,リレーションシップを引くことは,午後2では必ず行います。
そこで,カーディナリティを間違えずに,リレーションシップの線を引けるようにする力は必須です。
ただ,それを,「時間をかければなんとか考えられる」というぐらいの,単に「わかってる」レベルでは,試験には合格できません。
午後1や午後2では,候補キーや主キーを考えて導き出して,ゆっくり第3正規形にする,という時間はありません。
特に午後2では,属性を一瞬で見極めて,そこから速やかに主キーを決めて,テーブルを第3正規形にし,ER図を書く,という一連の作業を,2時間の間で大量にこなす必要があります。
ですので,1つ1つじっくり考えて導き出す,というレベルでは間に合いません。
見た瞬間に主キーや第3正規形の形が大体想像がつく,ぐらいには,できるようになっておく必要があります。
といっても,そんなに大変なことではありません。
一度理論がわかってしまえば,実際の問題を解きながら演習していると,段々素早くできるようになってきます。
普通は,午後2問題を3年分ぐらいこなせば,想像はできるようになりますし,解く速度はかなり速くなります。
ただ,データベースの場合は,「わかってるつもりでわかってない」ことも良くあります。
特に,独学でやっている人の中には,「正規化をそもそも勘違いしている」「ER図の書き方を知らない」という方もよくいらっしゃいます。
ですので,一度,勉強会やセミナーなどで,まず「わかる」ということはとても大切です。
わかった後,できるようにするためには経験が必要です。
もちろん実務でもいいですが,実際の試験問題を解くことは,とてもいい経験になります。
データベーススペシャリストの試験は,試験日にどれだけ「できる」かが,合否を分けます。
試験まであと2ヶ月と少し,なるべく多くの経験を積んでいきましょう。