平成24年度春期情報処理技術者試験の応募者数
さっき気づいて驚いたのですが,最近また,経済産業省の「セキュリーナ通信」が新しく発行されてます。
セキュリーナ通信9号は2010年発行だったのですが,10号は今年2月,最新11号は3月9日の発行です。
なにげにテーマも,スマートフォンのセキュリティだったりして新しいです。
経済産業省が作ったセキュリティアイドル「セキュリーナ」。
せっかくならもっとメジャーになって,セキュリティ対策の重要性を日本全国に広げて欲しいかな,って思います。
ということで,話は変わりますが,本日,プレス発表「「平成24年度春期情報処理技術者試験」の応募者数について」が発表されました。
全体的に,去年の春に比べて,大分減っているようです。
去年の秋に比べても,基本情報技術者と応用情報技術者は応募者数が減ってますし,大きく減少している感じはします。
個人的な感覚だと,プレスの理由にある「新卒採用者の減少」は結構大きいかな,って感じてます。
「採用がないので新人研修もない」という企業も増えましたし,IT関連企業の採用数は,確かに減っているようです。
単純に少子化で,10代,20代の人数は減っていますし,今後も受験者減は避けられないのかな,とも思います。
ちなみに,統計資料の平均年齢を見ると,各試験の平均年齢はほとんど変わっていません。
ということは,平均年齢が若い基本情報技術者や応用情報技術者の方が,人数減少の影響が大きいんだな,ということがわかります。
情報処理技術者試験は,競争するための試験ではありません。
ですので,大学入試みたいに,受験者が減ったから受かりやすくなる,ということは残念ながらありません。
いいこととしては多分,試験会場が足りなくって,とんでもないところに飛ばされる,という可能性は,今回は少ないんじゃないかな,ということぐらいです。
応募者数も発表されて,春の試験がいよいよ近づいてきました。
統計資料の合格者の人数を見て,「この中の1人は,自分(^^)」と言えるように,しっかり勉強していきましょう。