株式会社わくわくスタディワールド

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直前には午前対策を忘れない

最近は,新人研修が続くので,通勤電車の中で問題を解いています。
午前問題は,立ったままでも解けるので,本試験問題集を開きながら,ちょっとずつ解いてます。
エンベデッドシステムスペシャリストの午前2問題は,独特の問題が多いので,かなり悩ましいです。
過去3回分解いて,やっと勘を取り戻した感じです。
応用情報技術者以上は,普通は午後が合否の分かれ目です。
でも,午前は大丈夫,とたかをくくっていると,意外と足元をすくわれることはあります。
感覚的には,同じ専門分野でも,午前2は知識,午後は理解が問われている感じで,問われ方の角度や内容が違うのです。
例えばデータベーススペシャリストだったら,午後は正規化を理解できていてER図が書けることがメインですが,午前はSQLやDBMSなどの知識の方が良く出題されます。
情報セキュリティスペシャリストだったら,午後は問題文の状況を理解することがメインですが,午前は攻撃の種類やセキュリティ用語について出題されます。
プロジェクトマネージャやシステム監査などの論文系も,午後ではあんまり知識は問われませんが,午前ではPMBOKやシステム監査基準の用語が細かく聞かれたりします。
そして,エンベデッドシステムスペシャリストでは,午後だと避けて通れるハードウェアの知識が,結構いっぱい出てきます。回路図読んだり,モータやMPUの仕組みなんかの知識が細かく聞かれるので,ちゃんと覚えておく必要があります。
応用情報技術者の場合も,午後ばっかりに特化してると,意外と選択しない分野の午前知識を忘れていたりするので,確認が必要です。
こういった知識系のものは,早くからやっていても忘れるので,直前に復習し直すのがおすすめです。
午後の勉強をやってから改めて午前をやると,単なる暗記ではなく,理解が伴って頭に入ると思います。
あと,高度区分で午前1から受ける方は,確実に午前1を突破できるように勉強することが大切です。
午前1で足切りにあうと,他は採点されませんので,最悪午前1だけは突破する,というところを決めると,次にもつながります。
ちょっとだけ宣伝すると,先日行った「2012春 高度午前1・応用情報午前対策 1日集中コース」は,DVDだけでなくYouTube版も販売してます。
超直前に,午前1の知識を全般的に身につけたい方,応用情報技術者午前を確実にしたい方には,お役に立てると思います。
いずれにしても,直前に午前をしっかりやっておくと,知識が必要な問題の正答率は上がります。
午後の穴埋めや知識問題などの対策にも,役に立つと思います。
あと少し,今からなら,忘れる前に試験が来ます。
頭に入れられるだけ,知識を入れておきましょう。