略語の読み方を知る
最近知って,とっても恥ずかしかったこと。
今までずっと,漫画家の「小畑健」は,「おばたけん」だと信じてました。^^;
先週,「ヒカルの碁」の何十回目かの読み返しをしている時,裏表紙の裏のところに,「Takeshi Obata」と書いてあるのにはじめて気づきました。^^;
ということで,読み方って,思い込んで覚えちゃってることって,結構ありますよね。
「徹底攻略 応用情報技術者教科書」など,私の本はなるべく,読み方の難しい略語や漢字は,注釈などで読み方がわかるようにしています。
情報処理技術者試験の場合,試験に合格するだけなら特に読めなくてもOKですし,書ければ受かります。
ただ,その言葉を使って実際に仕事をするときに,ちょっと恥ずかしかったりするので,勉強する時から正しい読み方を覚えておくのがおすすめです。
特にネットワーク分野は,略語が多く,しかも,アルファベットをそのまま読まないことも多いです。
例えば,LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) は,「エルダップ」と発音します。
これ,意外と知らない人,多かったりしますが,知っておくといいと思います。
他にも,
VLAN (Virtual Local Area Network)は,「ブイラン」
NAT (Network Address Translation)は,「ナット」
NAPT (Network Address Port Translation)は,「ナプト」または「ナプティー」
ACK (Positive Acknowledgement)は,「アック」
RIP (Routing Information Protocol)は,「リップ」
など,いろいろあります。
読み方がわからないときには,一度調べてから覚えると確実です。
ネットワーク関連の用語なら,だいたい「マスタリングTCP/IP 入門編」の注釈に載っていますし,そういった意味でも,一度マスタリングTCP/IPでしっかり学習するのはおすすめです。
物事を覚えるときには,読み方や元のスペルなど,周辺情報がいっぱいあった方が,頭に残りやすくなります。
読み方を知って,それを何回か唱えて慣れるまでやると,しっかり頭に入ると思います。
それに,読み方を知っていると,仕事の打合せなどでその単語が出てきた時に,聞き取りやすいです。
意外と,知らないときには素通りしていた言葉が,知ることによって頭に残る,ということはよくあります。
略語の読み方も押さえながら,一つ一つ,知識を増やしていきましょう。