株式会社わくわくスタディワールド

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過去問をしっかり勉強する

ゴールデンウィークも終わりましたね。
秋向けの情報処理技術者試験の本も,段々出揃ってきた感じです。
今年は,アイテックの書籍発売が去年よりも早い感じで,もう本試験問題集が出版されています。
次の4区分は,すでに4月終わりから発売中です。
2012 徹底解説ネットワークスペシャリスト本試験問題
2012 徹底解説システムアーキテクト本試験問題
2012 徹底解説ITサービスマネージャ本試験問題
2012 徹底解説ITストラテジスト本試験問題
情報セキュリティスペシャリストや応用情報技術者は,春秋2回ありますし,解答例が6月発表ですので,それ以降だと思います。
アイテックの本試験問題集は,解説が詳しいですし,全部網羅されているのでおすすめです。
というより,区分によっては,本試験問題をちゃんと解説している問題集は,これしかない,という区分もあります。
高度区分の上のレベルの試験を受ける時には,とりあえず押さえておく,という問題集ではあります。
ちなみに,論述系の3区分には,合格論文の例は載っていないので,論文の学習をしっかり行うには別の本が必要です。
情報処理技術者試験は,午前問題では,過去問の再出題が半分以上です。
そして,午後問題でも,表面的に同じ問題は出ませんが,聞かれる内容は毎回同じようなことです。
ですので,過去問を何年分か解いて,「同じようなことを繰り返し聞いているな」と感じられるようになったら,合格は近いと思います。
最初に力試しに使うもよし,過去問をしっかり消化して実力をつけるのに使うもよし,仕上げに模擬試験として使うのもよし,と過去問にはいろんな使用方法があります。
そして,最初におかしな方向で知識を身につけないためにも,過去問解説が詳しい過去問集を買うのはおすすめです。
上に挙げた本試験問題集以外にも,ネットワークスペシャリストだったら,「ネスぺ21 本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説と合格のコツ」や「ネスぺ22 β版 本物のネットワークスペシャリストになるための最も詳しい過去問解説と合格のコツ」なども解説が詳しくていいと思います。
ネスペ23が出るかどうかはわかりませんが,21と22だけでも大分力がつくと思います。
ちなみに,本ではなく動画で学べる教材として,わく☆すたでは,「ネットワークスペシャリスト 過去問解説DVD」を発売しています。
こちらは,過去5年分揃っていますし,平成23年度版も発売予定です。
動画で学んだ方が頭に入る方や,過去問を徹底的に理解したい方は,よろしければご利用ください。
情報処理技術者試験の場合,油断すると,過去問で出題されることと全然別のことを勉強してしまう,という落とし穴にはまることがあります。
残念ながら,試験範囲と書いている内容がずれていたり,網羅していない参考書も結構ありますし,試験の名称から受けるイメージと実際の試験内容が違ったりします。
ですので,独学で勉強する場合には特に,過去問を一度はチェックして,どのようなことが出題されるのかを理解することが大切になってきます。
過去問をうまく活用して,秋に向けてスタートを切っていきましょう。