情報セキュリティ関連のシラバス変更後の勉強

先日,IPAのセキュリティニュース(メール)で,突然,「まどか☆まぎか」と送られてきたので,何かな,と思ったら,「魔法少女まどか☆マギカ iP for Android における情報漏えいの脆弱性」というお知らせでした。^^;
私のiPhoneにも入っているアプリでしたが,Androidではありませんし,twitterアカウントは設定していませんでした。
Androidだと自由度が高い分,危険性も高いですね。
Androidのスマートフォンに変えようと考えているのですが,今悩み中です。
こういうタイムリーな情報は,「IPA メールニュース」に登録しておくと,送られてくるので便利です。
今年の秋から,「情報処理技術者試験の「出題範囲」および「シラバス」改訂」ということで,情報セキュリティ分野は大幅にシラバスに変更がありました。
情報セキュリティが試験に大きく関わってきそうな,情報セキュリティスペシャリストやネットワークスペシャリスト,応用情報技術者試験を受けられる方は,参考書での勉強以外にも,新しい情報を手に入れて勉強するのがおすすめです。
例えば,標的型攻撃などを説明した,「『新しいタイプの攻撃』の対策に向けた設計・運用ガイド」などは,目を通しておくといいと思います。
ちなみに,「情報処理技術者試験の「出題範囲」および「シラバス」改訂」では,情報セキュリティ分野についての大きな変更はあるのですが,実は,情報セキュリティスペシャリストの午後試験での試験範囲はほとんど変わっていません。
「情報処理技術者試験の出題範囲」改訂版(変更箇所表示版) 」によると,午後の範囲で,変更になっているのは,以下のとおりです。
・「2.情報セキュリティの運用に関すること」に,内部統制の追加
・「3.情報セキュリティ技術に関すること」で,
「ウィルス」が,「マルウェア(コンピュータウィルス,ボット,スパイウェアなど)になり,
「攻撃手法」に具体的に,「ソーシャルエンジニアリング,サイバー攻撃など)」が挙げられ,
「署名」が「署名認証」になった。
ぐらいの違いです。
もともと,情報セキュリティスペシャリストの試験は,時代に合わせてどんどん変更してきていますので,シラバスで改めて変更,というのはあまりないのかもしれません。
試験範囲も実際に使われる技術も,どんどん進化していっています。
新しいことにも興味を持って,楽しく学んでいきましょう。