株式会社わくわくスタディワールド

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雑誌を読んで流れをつかむ

先日のSAセミナーの時,「昔,なんか翔泳社で,とても硬派な開発者向け雑誌があったような気がする。。。」ということを思い出しました。
雑誌名が出てこなかったのですが,さっき検索していて,それが「DDJ」だということが判明しました。
ドクター・ドブス・ジャーナル日本語版」,略してDDJは,20世紀の終わり頃に発刊されていた,プロフェッショナルのためのプログラミング技術誌です。
オブジェクト指向やJava,C++など,プログラミングに関するさまざまなことが特集されていました。
最近こういう,技術に特化した雑誌って少ないですね。
プログラミング雑誌だと,「日経ソフトウェア」があることはありますが,これはどちらかというと初心者向けですし。
C MAGAZINE」も休刊してしまいましたし,なかなか,硬派なプログラミング雑誌というのは,続かないですね。
そういえば情報処理技術者試験でも,一番上級プログラマ向けの試験だったプロダクションエンジニア試験はなくなりました。
最近は,技術だけでなく,経営もマネジメントも総合的に,というのが中心になっている気はします。
例えば,一番開発寄りの試験であるシステムアーキテクト試験に向けて読む雑誌,ということになると,「日経SYSTEMS」あたりが一番ぴったり来るとは思います。
論述系の試験は,実際の事例をいっぱい知っておいた方がいいので,こういった雑誌で,他の会社の事例を知っておくことは大切です。
#ちなみに,アーキテクトそのものについての雑誌,「ITアーキテクト」も休刊でしたね。。。
定期購読しなくても,大きな書店なら日経BPの雑誌を置いてあるところも多いです。
一度読んでみて,使えそうな雑誌を見つけていきましょう。