応用情報技術者合格体験記:K.Iさん

試験勉強をするとき,あえて1つレベルの高い試験を受けてみたり,勉強をしてみるのはおすすめです。
例えば,応用情報技術者試験を受けるときに,選択する高度区分の勉強をしてみるという感じです。
ネットワークスペシャリストや情報セキュリティスペシャリストの勉強を1度やってみると,例え合格できなくっても,応用情報技術者試験の午後問題の問5(ネットワーク)や問9(情報セキュリティ)は簡単に感じられるようになります。
今日の合格体験記は,一度あえてネットワークスペシャリストを受験されてから,応用情報技術者試験に合格されたK.Iさんです。
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【基本情報】
氏名:K.I
年齢:35歳
応用情報処理技術者受験:10回目以上
点数:
午前 83.75点
午後 65点(問2,問4,問5,問6,問8,問9)
学習期間: 4か月
受験時点の資格取得状況:
第二種情報処理技術者
【試験に向けて,勉強した内容】
何回も落ちているので今回こそは合格しようと思い勉強しようとしました。
特に23年度の特別試験では午前82.50点,午後が59点で落ちていたので今度こそはという気持ちで試験に望みました。
(23年度の秋の試験は応用情報試験を受けるのが嫌でネットワークスペシャリストを受けました。)
1.使用教材
徹底攻略 応用情報技術者教科書 インプレスジャパン
徹底解説応用情報技術者 本試験問題 アイテック
2.午前対策
応用情報技術者教科書を一通り目を通して基礎固めをしました。
後は,何回も受けているので過去問演習を中心に行いました。
3月の中ごろから,過去問を3年分くらいを徹底的に実施しました。
3.午後対策
毎回ここで落ちているので徹底的に過去問を解きました。
応用情報技術者試験本試験問題の過去問を相当量もっているので5年分くらい何回も解き直しました。
基本的にはテクノロジ系の問題を解くつもりでしたが,当日難しい問題が出てきた時の保険のために,プロジェクトマネジメント,ITサービスマネジメント,システム監査の問題も解きました。
特に記述問題が苦手なので,問題を解いた後に,丸付けをして模範解答を書き写すということを徹底的に繰り返しました。
【当日の試験の感想】
各区分の感想は,以下の通りです。
1.午前
午前については,感触的には,いい感触でした。
悪くても6割は硬いかなと思いました。
結果も8割は取れているので想定通りでした。
2.午後
いつもここが鬼門なのでぎりぎりまで粘ろうと思ってました。
前年の1点足りずに落ちたということもあり当落選上にはいく,という思いがあったので,確実に丁寧に受けようと思いました。
結果感触としては過去の中で一番いい感触でした。
しかし,65点という結果としてはぎりぎりになってしまいました。
やはり,苦手していた,記述の部分で相当減点されていたのかなと思います。
【今後の受験者に向けてのアドバイス(特に不合格が続いている方へ)】
1.不合格が続く理由を直視する
不合格になるには理由があるはずです。
何故不合格が続いているのかを徹底的に考えてみることをお勧めします。
私の場合は,勉強不足ということがあげられました。しかし,単に勉強不足として片付けるのではなくもう一歩掘り下げて理由を考えてみました。
勉強不足の理由:
・基本的な体力がないため平日の夜や休日に勉強してもすぐに疲れてしまう
対策:
・ジムに通い基礎体力をつけるようにしました。
→その結果,仕事が多少ハードでも平日の夜,休日にも勉強を
するような余裕が生まれました。
2.あえて一つレベルの高い区分に挑戦してみる。
(一回不合格になるリスクが高いので問題を解くだけでもいいかと思います。)
1昨年,昨年とネットワークスペシャリストを受験しました。
その結果,応用情報処理試験のネットワーク及びセキュリティの問題が簡単に感じられました。
3.絶対に合格するんだという強い気持ちを持つ。
結局はこういつ強い気持ちが一番大事なのかもしれません。