株式会社わくわくスタディワールド

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高度午前1

わく☆すた,美月です。
平成21年秋期試験に向けて,試験センターのホームページで,いろいろ情報が出てきています。平成21年度秋期試験案内書はもう出されていますし,もうちょっとすると,書店などで願書が置かれます。
ちらっと見ると,郵便局での申込方法が変わっています。私が今回気づいただけなので,以前から変わっていたのかもしれませんが,郵便局での申込は,お金を振り込むだけじゃなく,「振替払込受付証明書」を簡易書留で,試験センターまで郵送する必要があります。郵便局経由は,さらに面倒になったなぁ,という感じです。
また,前回の春試験の時にもお話ししましたが,今年から,試験直前の試験区分や試験地の変更はできなくなっています。申込後でも,8月27日までは変更できるようなので,変更したい方は早めにしておいてください。
と,いろいろ細かい変更がありますが,多分,ここを見ている方で,一番関係ありそうなのは,「高度午前1の免除」だと思います。
今まで,午前1や,システムアナリストなどの午前を免除してもらうには,「合格証書の番号」が必要でした。今回からも,合格者は今までと同じく合格証書の番号を,願書に記入します。ただ,今回からは,合格しなくても,前回の「高度午前1で合格点(60%)」を取っていれば,午前1は免除になります。そのときには,合格証書はないので,「午前1通過者番号」を記入するようです。
。。。ってことは,春試験は,不合格でも午前1を突破すると連絡がきます。「高度試験の午前1で基準点以上の成績を得た方には,午前1通過者番号通知書を送付します。」とちゃんと願書にも書いてありますし。個人的には,この通知は来て欲しくないなぁ,合格証書の方がいいなぁ,と感じてますが,何もないよりいいかもしれません。^^;
高度午前1に関しては,明確な配点と合格基準があるので,30問中18問正解していれば合格です。なので,合格発表を見るまでもなく,自己採点すれば結果がわかります。なので,合格基準を満たしている人は,秋試験対策は,午後が中心で問題ありません。試験対策的には,今までより楽になると思います。
免除にならない人,または応用情報技術者試験に受かっていなくて高度試験を初めて受ける人は,「高度午前1」の対策が必要になります。
そんなに敷居が高いわけではありませんが,対策を全くしないと落ちる危険は高いです。
試験内容としては,テクノロジ系,マネジメント系,ストラテジ系から幅広く出題されます。過去問の再出題が多いので,過去問をやっておけば大丈夫ですが,幅広い試験区分の過去問が流用されますので,過去問を全部やるよりは,午前問題集を1冊仕上げた方が効率的です。
個人的には,応用情報・高度に出る午前共通知識問題 2009 (2009)がおすすめです。基本情報技術者試験合格レベルの基礎力があるなら,これ1冊仕上げれば,合格レベルの力はつきます。
高度午前1は,1回受かれば2年間は免除なので,今までに比べると楽になったとは思います。
ただ,1度は勉強する必要がありますし,ちゃんとやれば誰でも合格レベルまでは行ける試験ですので,確実にクリアしていってください。