試験会場に行くことで,すべてが始まる

いよいよ明日は試験日ですね。
試験センターのホームページによると,現在のところ予定どおり10/21(日)に平成24年度秋期試験を実施する予定のようです。
わく☆すたホームページは,来年春向けにリニューアルしました。
来年春向けのセミナーも,募集開始です。
そして明日は,ネットワークスペシャリスト試験を中心に,解答速報をお届けします。
わくすたブログの試験前日のテーマは,毎回「試験会場に行こう!」です。
これはとても大切なことなので,何度でもいいます。
ある程度準備ができていて,明日は行くのが当たり前,という方は,その気持ちを大切に,最大限の準備をして臨みましょう。
ハプニングがあっても,ちゃんと会場にたどり着けるように,そして会場で快適に試験が受けられるように準備しておくと,当日も余裕が出てきます。
そして,準備が整っていなかったり,仕事が忙しかったりして迷われている方へ。
試験を受けに行くことが可能ならぜひ,試験会場に行って試験を受けることをおすすめします。
長年,資格試験対策を行いつついろんな人を見てきましたが,「準備不足の時に試験会場に行くか行かないか」は,その後の結果に,大きく影響を及ぼします。
私自身,一度準備不足のとき,試験を受けるのをサボったことがあります。
仕事が忙しいとか,体調が悪いとか,いろいろ理由をつけましたが,本音は「落ちたらカッコ悪いから」でした。
でも,そうやって一度サボると,そこからサボり癖がついてしまいます。
私自身,一度行くのをやめてから,その後1年半は,申込もしないで受けるのを逃げていました。
「実務が大事」「資格なんて取っても意味ない」と否定的な言動をしがちになり,自分でもよくないスパイラルに入っているなぁ,と感じました。
それではいけないと思い直して,サボってから2年経ったところで,準備不足は承知で受験しに行きました。
もちろん,その時は不合格だったのですが,そこで,「頑張ればいけそう」という手応えや,合格までの距離が見えてきました。
それが,次の年の合格にもつながりましたし,その後の資格取得にもつながりました。
受けに行ってなかったら,全然違った人生だったんじゃないかと感じています。
情報処理技術者試験,特に高度区分を受験される方は,現役の技術者で忙しい人が多いと思います。
多分,仕事とか家庭とか,行かないためのいいわけは,いくらでも用意できるとは思います。
でも,それでも,「行くだけでも行ってみる」ことはとても大切なのです。
試験というのは,自分の実力を客観的に見るとてもいい機会ですので,普段の仕事とはまた違った刺激が得られます。
受験料を払って試験の申込をしたのなら,受けに行くことでの追加投資は交通費と写真代ぐらいだと思います。
本番の試験は,とても質の高い模擬試験でもあります。
高度区分の合格率は15%前後ですので,受かったらすごいけど落ちても恥ずかしい試験ではありません。
まずは一歩,進んでいきましょう。
そこから,次のステージが始まります。