徹底攻略応用情報技術者教科書 平成25年度版が発売されます

11月9日に発売予定の「徹底攻略 応用情報技術者教科書 平成25年度」の見本誌が届きました。
今年の応用情報技術者教科書は,こんな感じです。
白くなって,手触りが良くなってます。
内容も,新しいシラバスに合わせていろいろ追加しました。
来年の応用情報技術者試験の受験や,高度午前1の対策に,よろしければお役立て下さい。
去年と同様,書店では11月9日より前に並ぶかもしれません。
見かけたら,ぜひ手にとって眺めてみてください。
私の参考書では,解説の途中に,小問題を挟んだ形式になっています。
この形式で行うのには2つの目的があって,1つは,「知識を定着しやすくするため」です。
新しい用語は,単に見ただけでは,なかなか頭には定着しません。
手で書いてみたり,周辺知識を学ぶことで徐々に定着していきます。
問題を解いてみる,というのは,知識を定着させる方法として,とても適していて,実際の本試験問題を解いてみることで,単なる用語の暗記ではない知識が身につきます。
午前問題だけでなく,1分野に1つずつ程度,午後問題も挟んでいます。これらの問題は,「問題を解くことによって,一連の知識が身につく」問題を選んでいて,問題を解くことでその分野がよく分かるように考えています。
午後問題は,実際の仕事の事例を簡略化したものが多いので,実務に近い感じで知識が身につけられればいいな,という意図で入れています。
そして2つ目の目的は,「実際に出題される分野の知識を学ぶ」ことです。
昔からある参考書には,実際にはもう出題されなくなった古すぎる知識が載っていることが多く,一生懸命学んでもあんまり試験や今の実務に役立たない内容が時々あります。
この本では,そんなことがないように,実際に出題される内容に合わせて,試験問題を分析して出題ポイントを載せています。
知識に続いて問題を並べることで,「この内容は実際に試験に出てくる」ということを確認することができます。
脇の脚注に,「この分野はこの年度で出題されています」という説明も時々載せていますので,出そうなところを中心に学ぶことが可能になります。
多分,この参考書にも,合う合わないはあると思います。
暗記が得意で,一度読んだら覚えられる方や,最初から応用情報技術者レベルの内容は大体わかっている,という方には,あまり向きません。
基本をしっかりと学んで,応用情報技術者試験の合格に必要なレベルになるように,という意図で作っていますので,高度区分でのみ出題されるような難しい内容は,なるべく入れないようにしています。
今月ぐらいからじっくり学習して,来年4月の試験に合格しよう,という方に最適なレベルです。
ちょっと長くなってしまいましたが,おかげさまで無事,版を新しくすることができました。
今年のバージョンも,よろしくお願いいたします。