株式会社わくわくスタディワールド

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「Maker」になる

最近,アマチュア無線の勉強をしているので,頭の中がダイオードやトランジスタでいっぱいな美月です。
今日,面白そうなイベントの話を聞いたので,今週末行ってこようかな,って思ってます。
Maker Faire Tokyo 2012」というイベントで,あの,オライリーの「Make」が元になった,世界最大のDIY祭典の日本版です。
Make」の内容は,日本語だと「Make: Technology on Your Time Volume 01」などで読むことができます。

ワークショップでは,以前「実際の機器をプログラムで動かしてみる」の記事でも紹介した,Arduino (アルデュイーノ)を使った実験や工作がいっぱい行われます。
エンベデッドシステムスペシャリストを受験される方や,電子工作に興味がある方にはおすすめです。
このイベントは,「Maker」のためのものです。
「Maker」とは,直訳すると「作る人」ですが,Makeのサイトでは,「テクノロジーを消費するだけの存在ではなく,テクノロジーを創造する人間」を指します。
ものを使うだけでなく,実際に作ってみるというのは,やってみるとすごく楽しいものです。
特に,単に作るというだけでなく,技術の進歩のおかげで,「昔はできなかったけど,今は簡単にできるようになった」というものを作ると,とっても楽しかったりします。
ソフトウェア開発の技術者でしたら,ソフトを開発する技術を持っていますので,それを使ってものを作るときの可能性は,すごく広がっています。
Arduinoでプログラミングすることで,実際にものも動かせますし,現実とアプリと連携させても楽しいです。
「Maker」というほどのものではないですが,私も最近,こんなものを作ってみました。
痛チョコ・能美クドリャフカ
リトルバスターズ!」の人気キャラ,能美クドリャフカをモデルにしたキャラチョコです。
ただの料理ではあるのですが,クックパッドニコニコ動画をはじめとしたサイトで情報を収集したり,フォトショップやイラストレーターを駆使して画像を加工したりと,なにげにハイテクです。^^;
ちなみに,Makeシリーズには,「Cooking for Geeks ―料理の科学と実践レシピ (Make: Japan Books)」という,まさに料理を科学した本があります。
実際にものを作ってみる,というのは,いい息抜きにもなりますし,いろいろ生産的です。
ものづくりは,子供と一緒にやったりすると,さらに楽しくって,教育にもなって一石二鳥です。
年末年始に向けて,仕事や勉強,家事や育児などの合間に,ものづくりを楽しんでみましょう。