株式会社わくわくスタディワールド

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「必ず成功する」モデル

わく☆すた,美月です。
昨日,新しい携帯電話を見ていて,とても気に入ったものがありました。
欲しい機能は全部入っていて,しかも,「ご愛顧割」で10,000円安くなるというのに惹かれました。
店員の方に在庫を問い合わせると,「残り1台」とのこと。どうしようかな,うーん。。。と,そこでいろいろ悩んで,財布の中身とか,ご愛顧割の適用条件とか,いろいろ調べて,やっと「買おう」と決めて,申し込もうとしたときには,すでに最後の1台が売れた後でした。。。;_;
「決める」ということにグズグズしていると,欲しいものは手に入らないんだなぁ。。。としみじみ感じてしまいました。
でも,帰ってからよく考えて,「本当にあの機種,欲しかったのかな?」と考え直してみると,実はそうでもないことに気づきました。なんか,その場の勢いに押されていた感があります。
で,ゆっくり考えてみると,私は「キーボード」が好きだったことを思い出しました。
昔,ちょっと買おうとして,高すぎて手が出なかった,キーボード付きのiモード携帯が,実は今,安くなっていることに,カタログを見ていて気づきました。
ということで,頭を冷やして今日,近所の電気店に行ってみると,お目当ての機種がちゃんとありました。しかも,一番好みのピンクゴールドです。ということで,やっと新しい携帯電話を購入し,めでたく機種変更が完了しました。
。。。と,一連のイベントが終わってから,改めて,「実際には,どっちの携帯が良かったのかな」と考え直してみると,実はあまり大差ないことに気づきました。最初の機種でも目的は達成してますし,今日見つけた機種でももちろんOKです。
どっちを選んでも大差ないんだったら,別にどっちを選んでもいいんです。
改めて,特にそんなに悩む必要なかったかなぁ。。。と感じてます。
とにかくやってみよう──不安や迷いが自信と行動に変わる思考法」という本があります。
この本の中に,「どうして「選ぶ」のが難しいんだろう?」ということで,選ぶのを難しく感じる考え方について挙げています。
普通の人が陥りがちな考え方に,「どちらにしてもうまくいかない」モデルというのがあります。
決断を下さなければならないポイントがあったときに,「どちらか一方が正解」と思い込み,立ちすくんでしまう考え方です。これだと,選んだ後も,「もう一方が正解だったら。。。」と不安になり,どちらにしても自分を追い詰めてしまいます。
もう一つの考え方として,「必ず成功する」モデルの方というのがあります。
決断を下さなければならないポイントがあったとき,どちらにいっても「たくさんのいいこと」があるので,どっちに行ってもかまわない,という考え方です。
どっちを選んでも,どちらにも楽しいことがあるので,それで良し,と考える方が,結果的に幸せになれます。
学校教育では普通,「どちらか一方が正解」という考え方が中心だったと思います。でも,これが現実世界にもあてはまるというのは思い込みで,ホントは,どちらか一方だけが正解と限らないことの方が多いです。それよりも,「選ばない」ことによって,不快なことを「選んで」しまうことの方が危険です。
先ほどの私の携帯電話,実は1年近く悩んでいました。^^;
私が持ってる携帯は,かなり旧機種で,ワンセグもおサイフケータイもありません。最近は再起動しないと時々止まる,という感じだったので,不便だなぁ,とずっと感じてました。でも,なかなか選べず,買う勇気が出なかったのです。「もっといい機種があるかも」「もうちょっと待てば。。。」といろいろ理由をつけて,ずっと不便を感じながら生活してました。
機種変更してしみじみ,「新しい携帯って便利だなぁ。。。」と感じつつ,失った1年がちょっと寂しく思えてきました。去年の11月に,ワンセグの携帯を持っていれば,マラソン大会の途中に,見たいテレビが生で見れたのに。。。^^; とか,いろいろ思い返してしまっています。
ということで,世の中で,「選ばない」ということで失われていることは,意外と多いです。
情報セキュリティスペシャリストとネットワークスペシャリスト,どっち受けようか迷ってて申込しそびれてしまった,という人もいます。選ぶ時間が長ければ長いほど,失われるエネルギーも大きくなります。
どちらを選ぼうか迷ってることは,どちらを選んでも大差ありません。
ポイントは,「さっさと選ぶ」ことだと思います。
以前,「何でもいいから決める方がいい」という記事で,問題選択に関しては,ちゃんと選べてるのに,日常生活ではなかなか実現できてないなぁ,と改めて反省してました。^^;
とりあえず,「決めてないで迷ってること」があったら,さっさと決めるのがおすすめです。
「完了させる」ことで,体に力が戻ってくる感じになると思います。