一度解いた問題を,もう一度やってみる
わく☆すた,けんけんです。
シルバーウィーク真っ最中ですね。この時期に,勉強を一気に進めてしまおうと,がんばっている人,多いと思います。ここで,1つ提案します。「一度解いた問題を,もう一度やってみる。」です。
過去に解いた経験があるから,もう一度やれば全問正解ですよね?
と,意地悪な質問をしてみます。大抵,どこか間違うはずです。そこが,自分の弱点。くり返して自分のものにする場所です。
以前,「できない部分を明確にする」と言う記事を書きました。やっていない人は,時間がある今こそ実践するタイミングです。
ここで,合格しない,まずいパターンを書いておきます。
1.新しい問題を解く。
2.解答を読んで,わかったつもりになる。
3.次の新しい問題を解く。以下くり返し。
この方法を行うと,勉強量はそれなりにあるので,達成感はあります。けれども,理解を定着させないまま,先に進むだけですので,解けない問題はそのままになってしまい,労力の割に実力がほとんど付きません。
人によっては,一回解いたら理解できる人もいるでしょう。けれども,極わずかだと思います。問題を解いたら,かならず詰まる場所があると思います。その場所をチェックして,演習を繰り返してください。できるまで。やるコツは,できない部分だけ,繰り返すってことです。できる部分はできるので,繰り返す必要はありません。ここをやると,時間の無駄です。
こう書くと,「解答を覚えてしまいます。」と言う方が必ず出てきます。では,その解答を人に説明できるでしょうか。言い換えると,その解答で,人を納得させることができるでしょうか。
ただ,暗記しているだけの場合は,納得までさせることは,ほぼ無理でしょう。自分が理解していないことは,他の人に理解させてもらうのは難しいからです。実際,そうゆう人の解説を聞くと,壊れたレコード(この表現も古いかなぁ)のように,同じ説明を繰り返すだけになります。
まわりに,説明する相手がいなければ,美月さんが以前書いた記事「アヒルに教える」のように,行うのもよいでしょう。
また,次回のわく☆すた勉強会では,みんなで過去問を演習した後で,参加者の1人に解答解説をしていただきます。これは,リアルに受験生に解説するわけですから,かなり学びが深い勉強会になると目論んでいます。ただし,解答解説の枠は残りわずかです。
と言うわけで,
・一度解いた問題を,もう一度やってみる。
・できなかった部分を明確にする。
・できない部分をくり返し演習する。
をやってみて下さい。自分は,この方法で,合格しています。
残り少ない,お休み,有効に使っていきましょう。