情熱につながる“アンカー”
わく☆すた,けんけんです。
ちょっと前に美月さんが,「おすすめ気分転換「ガラクタ捨て」」と言う記事を書いてましたよね。自分も前々から,部屋の散らかり具合をなんとかしたいなと思っていたので,この機会に,ガラクタを捨てよう!と,本を読み返し,パワーアップしてから,使っていない,こたつ,ズボンプレッサー,掃除機,調子の悪くなったプリンター,貯まった段ボールなどを一気に捨てました。地元のクリーンセンターをハシゴしたりして,一気に処分しました。
おかげさまで部屋が1室,ちゃんと床が見えるようになり(^^;),仕事の効率がかなり上がりました。余計な物が目に入らなくなったので,気分的にも,とてもすっきりしています。これはこれで,おすすめですよ。
さて,このガラクタ捨ての一環で,出てきたものがありました。それは,「カセットテープ」です。
正確には,「コンパクトカセット」です。(「何それ?」と言う若い世代の方は,リンク先(wiki)を参照してくださいね。)
もう前世代の産物となり,音楽はiPodなどのMP3プレイヤーに。最後に語学学習用として残っていたようですが,これもMP3化が進み,フロッピーディスクのドライブが生産中止になるように,風前の灯火の感が強いメデイアですよね。(そういえば,MOとかも生産中止になりましたよね。)
では,なぜカセットテープなのか? それは,カセットテープに録音するほど大事に思った音楽を聴いていると,当時の思いや情熱に触れることができるからです。ノイズ1つにも,何度も聴いていた時のことを思い出します。
今聴いているテープは,1987年頃に録音したようです。今から22年前ですね。(歳がばれますが。^^;)
当時,大学に入ったばっかりで,時間はあってもお金は無い。そんなわけで,図書館からCDを借りて,録音したものだと思います。
こういった,思い出すきっかけになるものを,心理学のNLPでは,アンカーと言います。(そして,アンカーを付けることを,アンカリングと言います。)
ですので,今回は,カセットテープを例にあげましたけれども,思い出すものであれば何でもOKだったりします。
と言うわけで,しばらく前から,カセットを聴いているのですが,とても気分がよく,平和な日常をすごせています。かなり時代が過ぎていますが,このカセットを作った時の思いや情熱は,自分の中に残っているのだと言う信頼といいますか,確信を感じることができるからです。
今,試験直前で,かなり佳境に入っている方多いと思います。そんな時は,情熱を思い出せる何かを見つけてみてください。最近は,YouTubeとかでもいろいろありますので,むかしの歌を聴くのも同様の効果があると思います。以前カラオケで昔の歌を歌ったら,当時住んでいた家の部屋やTVの配置などが思い出されてきて,びっくりしました。
こう考えると,人ってのは,思い出の生き物なのだなぁとも思います。
ただ,アンカー探しは楽しいので,試験前ですし,こっちが中心にならないように,気をつけて下さいね。
