株式会社わくわくスタディワールド

株式会社わくわくスタディワールド

過去問演習時の,解答用紙の意味

わく☆すた,けんけんです。
先日,勉強会・公開セミナーを開催しまして,改めて思った事があります。
それは,
              「解答用紙は必要

ってことです。別に,ちゃんとした解答用紙を作らねばならないってことではなく,いつも使っているノートなどに,解答する欄を作り,しっかり書くってことが大事なのです。
と言うのは,みなさんが受験する,情報処理技術者試験は,問題と解答用紙を渡されて,解答用紙に答えを書いて提出しますよね。厳密に言うと,このプロセスを演習するときにも追っていないと,本試験での演習にはつながらないからです。
そして,解答欄をちゃんと作って解答を書くことで,“できた”,“できなかった”箇所を,明確にすることができるからです。
よく,人によっては,コピーした問題の設問の横に解答を書いてゆく人がいますが,できる人はのぞいて,ほとんどの人は,やってはいけないことだと考えています。それは,“できた”,“できなかった”箇所が曖昧になり勉強した気分に陥り実力が伸びないからです。
ではどうやってやるか。
これは,何回もこのブログで書いているので,くり返しになってしまいますが,今使っているノートに,

 設問1 (1) a:        b:        c:
 設問2 (1) | | | | | | | | | | | | | | | | 

とか書いて,解いてゆくのです。ノートだと,横の罫線は入っているので,縦線をボールペンなどで引くだけで,マスになりますよね。マスの縦線を書く時だけ,ポールペンで書くところがミソです。消しゴムで消して書き直しても,ボールペンで書いておけば,マスは消えませんから。
この一手間かけるだけで,本試験を受けている時と同じ状態を作れるわけです。
とは言っても,演習を繰り返す時は,できた問題は解いてはいけません。時間の無駄です。できなかった所をチェックしている“はず”ですので,その部分を繰り返してください。
そして,一度書いた解答は,間違っていても消しません! 消すのは時間の無駄です。その上に,写経のように,“赤”で正解を書き写してください。
試験まであとちょっとですので,この手順を“テニスの素振り練習のように”繰り返します。そうすると,弱点がだんだん減ってきますので,徐々に合格に近づいていくわけです。
できなくても,「あれも,これもできてない。あ~~~!」と思っても,今更しかたありません。出来なかった場所をチェックして,少しずつ前に進んでください。
全ての人に,時間は平等に割り振られています。ですので,その時間を使って,どうやって勉強するかが,とても重要になってくるわけです。
それでも,「緊張して,勉強に手がつかない!」って方は,モーニングページを書くことを,お勧めします。これは,文章を書く練習にもなりますし,(論文対策になる!) メンタル的にも,かなり効果があると実感しています。
最後に,インフルエンザが流行っているので,お身体には十分,気をつけて下さいね。