午前と午後は,つながっている
最近,高度午前1・応用情報技術者午前のYouTube動画を,地味に増やしています。
できる範囲で,今後も追加していきますので,よかったらご活用ください。
午前の勉強は,結構午後にも役立ちます。
特に,応用情報技術者試験の場合には,午前と午後は,かなりつながっています。
よく,「午前は大丈夫なので,午後対策を中心に」という方がいますが,午後で全然点数が取れないときには,単純に午前レベルの知識が足りないことも多いのです。
午後の問題は,午前に出てくる知識に加えて,文章を読み込んだり,計算したり考えたりして答えを求めます。
ですので,午前の知識を単なる暗記ではなく,理解しながらちゃんと押さえると,午後問題もある程度解くことができます。
記述式になれるためには,過去問3期分ぐらい,もしくは午後問題集1冊ぐらいを解けば対応できます。
午後だから,午後問題ばかりをやっているより,午後で選択する分野の午前知識を確実にマスターする方が,意外と効率が良かったりします。
午後問題だと,1つのテーマを深く扱うので,知識量としてはあまり増えません。
午前をまんべんなく学習すると,だいたいの問題は,「見たことのある知識」がある程度問われる問題になります。
基本情報技術者試験も,プログラミング問題以外は,午前と午後は,同じことを形を変えて出題しています。
午後に備えるためにも,午前の勉強は大切です。
高度区分の場合はもちろん,午前ができたからといって午後が大丈夫,というわけではありません。
ただ,午前で出てくる知識は,午後で問題を解くための「前提になる知識」です。
特に,高度区分の午前2の場合は,合格ラインを目指すではなく,9割ぐらい解けるようになるまでまんべんなく学習しておくのがおすすめです。
試験では,午前は4択,午後は記述式と,問われ方は違いますが,聞かれる内容は共通するところも多いです。
「午前だけ」「午後だけ」に偏らず,まんべんなく勉強していきましょう。
追伸
撮影&編集担当のけんけんです。
午前問題の動画解説は,結構再出題が多いので,過去に出題された問題は以前の問題にリンクをつけてまとめてあります。
今日現在,直近のDBやSCの午前問題は新規に撮影していませんが,過去出題分で判明した問題をまとめていますので,ご活用下さい。
ちなみに,どのくらい前の問題が出題されるかと言うと,AP24年秋の問19などは,19秋のソフトウェア開発技術者の問25だったりします。問題のキーワードでGoogleの動画検索すると,なにげに出てきます。