株式会社わくわくスタディワールド

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高度区分の試験は,好き嫌いで決める

わく☆すた,美月です。
今日,自然食のレストランに行きました。玄米と野菜をたっぷりと食べて,とても健康でおいしくって,おなかがいっぱいになりました。
でも,微妙になにか足りない。。。となんとなくずっと感じていて,ふと思い当たりました。
。。。私は,「肉や魚」が大好きなんだと。^^;
完全にベジタリアンの食事で,健康にはとても良かったんだけど,やっぱ,肉,欲しかったなぁ。。。と,あらためて,自分の嗜好を確認しました。
もちろん,たまにはいいんですけどね。
最近,自分が「何が好きなのか」を意識するようにしています。
好きなものは,自分を幸せにしてくれます。好き嫌いなく何でも食べる,というのは,一般的にはいいんでしょうが,やっぱり好きなものを食べてる方が幸せです。
そして,好き嫌いを言わず,何でも実行する,というのは,生き方としてはありだと思いますが,結構つらい生き方になると思います。大好きなことをやって人生を生きる方が幸せです。
前置きは長かったのですが,今日は実は,情報処理技術者試験の話です。
情報処理技術者試験は12区分ありますが,どの試験区分を受験するか選ぶ一番のコツは,自分の「好き」に従うことだと,私は考えてます。
この「好き」にはいろいろあって,
 ・自分の一番大好きな分野の試験を受験する
 ・自分の大好きな仕事に就けそうな試験を受験する
 ・自分の大好きな仕事に就くために基礎となる試験を受験する
 ・自分の好きな会社に転職するために役立つ試験を受験する
 ・自分の好きな人にアピールするために受験する
など,様々なパターンが考えられます。
特に,高度区分でどれを選ぼう,といったときには,最初は特に,「一番好き」な試験がおすすめです。
私は,最初の高度区分は,今はなき「プロダクションエンジニア」試験でした。個人的には,プログラミングは子どもの頃から大好きですので,一番向いていた試験区分だと思います。好きな勉強は,あまり苦になりませんし,自分の自信にもつながります。
ネットワークや情報セキュリティも,その分野が大好きな人は,ホントに楽しそうに勉強します。ISMSのどこがそんなに面白いんだろう。。。と思う部分でも,とっても楽しそうに説明してくれたりします。
こういった,自分の「好き」にこだわるのが,一番楽しい勉強法です。
それに,「好きな分野=自分の進みたい分野」であることは多いと思います。
ネットワークが大好きな人が,ネットワークスペシャリストの資格を取って,ネットワークエンジニアとして転職した,という話は,今まで数え切れないぐらい見てきました。
データベースも,向き不向きはありますが,はまると面白いとっても分野です。
データベーススペシャリスト&オラクルマスターで,データベースの専門家として活躍するようになる人も多いです。
スペシャリスト系で行き詰まってる人は,論文系に目を向けてみるのもおすすめです。
技術より人間に興味がある人は,プロジェクトマネージャ試験は,かなり楽しめると思います。現場のあるあるネタがいっぱいの,人間関係のどろどろした部分をきれいにまとめて,スマートに解決するハッピーエンドのドラマ。そんな素敵な脚本を書いていくのが,午後2のプロマネ論文です。
スペシャリスト系と論文系は,難易度に差があるというより,毛色の違う試験ですので,マネジメントを面白がれるなら,高度区分の最初としても,挑戦してみる価値はあると思います。
システム監査は,ネガティブ系の人は,意外と楽しめると思います。
第三者になって,「ここが問題,あそこが悪い」というのを見つけていくわけですので,細かいことが気になって,改善点を考えるのが好きな人は,結構面白いと思います。
監査が大好きな人って,絶対数は少ないとは思いますが,実際に存在します。自分が,いろんな会社に行って,偉い立場で問題点を見つけ出すのが好きなんじゃないか,と思うなら,勉強してみる価値はあると思います。
こちらも,他のスペシャリスト系の試験を受ける前に受けてもいけると思います。
ただ,いくら好きでも,その分野「だけ」身につけようとすると,あまり効率はよくありません。
それぞれの分野は,密接に関わってきます。ですので,応用情報技術者試験ぐらいまでは,順番にとっていって,基礎的なIT知識は身につけてからの方がいいと思います。基礎がないと,思わぬ所で足を引っ張られがちになります。ですので,いきなり高度区分は,おすすめはしません。
自分の,「好き」の方向はどこにあるか,それを見極めながら受ける試験を選ぶのがおすすめです。
もちろん,それが情報処理技術者試験でないなら,別の試験を受けてもいいんじゃないかと思います。
まずは,自分の心の「好き」を聞いてみてください。