株式会社わくわくスタディワールド

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思い込みを外す

わく☆すた,美月です。
試験対策をしていて,つくづく思うのは,本人の思い込みが,プラスにもマイナスにも,大きく作用しているなぁ,ということです。
本人の能力とか,実際の実力以前のところで,「自分はできる」と思っているか,「自分には無理」と思っているかは,試験の合否に大きく影響してきます。
これは,表面上の話ではなく,「絶対に合格します!」と口では言っていても,本人がそれを信じていないという感じの時には,あんまり意味がありません。
逆に,これは周りから見ると結構腹立つのですが,「自分なんか全然ダメです」「今回の受験は,受かるわけないので模擬試験です」とか言っていても,受かる気満々の感じがする人は,ホントは自信もってますので受かります。
個人的な感覚では,「ダメかもしれない」というところを口に出す人ほど,受かりやすいな,と感じています。ダメかもしれない,というのは逆に言えば,通常なら受かる,ってことですし。
逆に,「ひょっとしたら受かるかも」とか言う人は,大体落ちます。特に,「午後で運よく,自分好みの問題が出てくれたら。。。」とか,可能性に期待する人は,期待薄です。
受かると思っている,というか,自分が受かると信じている人は結構,実力が微妙でも受かります。
自分のイメージに,「自分は,やるときはやるんです」とか,「追い込まれたときには,本領発揮できるんです」とかが入っていると,ホントに追い込まれたときには,ホントにやるもんです。
逆に,「自分は本番に弱いタイプだから」と思ってる人は,実際弱いです。
この辺は結構パターン化している人もいて,試験1週間前には必ず風邪を引く,という人もいました。結構多いのは,試験の直前になると,当日出勤になる,というのが,何度も続くパターンです。他の時期が忙しくないのなら,なんとなく自分で呼び込んでしまっている可能性もあります。
こういった思い込みを外すには,2つの方法があります。
 1.実際に行動して,成功体験を積む
 2.脳に成功すると思い込ませる
個人的には,1の,実際に行動するというのが,おすすめかな,とは思っています。
これは単純に,成功する体験を得るために,十分な準備という行動を起こして,実際に合格することです。1度でいいので,本気で勉強して,合格したという達成体験があると,それで自分の思い込みは書き換わります。
合格するのは,別に情報処理技術者試験でなくてもかまいません。ただ,楽に,ではなく,「ちゃんと勉強して」受かるぐらいの難易度は必要です。自分には合格するために勉強を継続する力がある,というのは,何にもまして重要なことだと思います。
2は,バーチャルな体験とか,実際に成功しなくっても疑似体験するという方法です。このあたりは,いろんな方法が出ていますが,下手に使うと逆効果のこともありますし,注意が必要です。
いずれにしても,「自分はできる」とか「できない」というのは,学生時代に刷り込まれた,単なる思い込みであることが多いです。その思い込みを外すと,いまよりずっと楽に合格できたり,仕事がうまくいったりすると思います。