試験問題の解き方,答案の書き方を勉強する

わく☆すた,美月です。
あさって3月13日(土)は,わく☆すた公開セミナーの情報セキュリティスペシャリストコースの3回目(最終回)です。
まだ若干名余裕がありますので,ご都合がつく方は,ご参加ください。
3回目は,前回までの知識中心とは異なり,試験問題の解き方について学習します。
情報セキュリティスペシャリスト試験の問題は,知識だけでは解くことができません。
技術に対する理解,セキュリティマネジメントの考え方に加え,問題文をきちんと読んで適切な答えを書く国語力などが要求されます。
特に,午後2問題に関しては,問題文に出てくる,その会社ならではの情報を正確に把握しないと,正しい答えを導くことができません。また,「情報セキュリティとは何か」という基本的な考え方が,しっかりできていないと,大切なポイントを見逃して,見当外れな答えになります。
ですので,わく☆すたセミナーの3回目では,試験問題の解き方を中心に学習します。
もちろん,それだけではなく,試験合格に必要な知識の講義も行います。技術系,マネジメント系などの問題パターン別解答法についても,講義を行います。
情報セキュリティスペシャリスト試験で,解答の書き方などに悩んでいる方などいらっしゃいましたら,ご検討ください。答案演習も含め,直接指導いたします。
また,講義後には,収録DVDも発売する予定です。
今日はちょっと,セミナー紹介が長くなってしまいましたが,試験問題を解く上で,「試験問題の解き方,考え方」を学ぶというのは,実は結構大切です。
私自身,最初にネットワークスペシャリスト試験を受けるときには,何を書いていいのかわからず,問題がすごく難しく見えてました。それが,セミナーや勉強会などで「こういう風に解く」という考え方を教えてもらってからは,「あ,そんなに難しくないんだ」と,なんかすごく楽になって,かなり解けるようになりました。
特に,論文系は,セミナーで「論文答案の書き方」を教えてもらってから,劇的に変わりました。最初に受けてたときには,「こんなの書ける人は,きっとものすごいプロで,自分なんかじゃとても無理」と思ってたのですが,やり方を教わってから書くと,意外と簡単に書けました。その後,論文試験はひととおり合格できたので,「解き方・書き方」を知ってるって,すごく大事だと感じてます。
スペシャリスト系も,試験問題特有の解き方,考え方を知っていると,楽に解けます。知識ももちろんある程度必要ですが,試験問題の答案には「書き方」があります。特に,スペシャリスト系の午後2は,答案の書き方に慣れると,それほど高度な知識を身につけなくても合格できます。
そして,記述式の午後2の書き方は,大体どの試験も同じなので,1つ合格すると2つめはすごく受かりやすくなります。データベーススペシャリストとネットワークスペシャリストは,内容は全然違うのですが,連続して受かることの多い試験です(けんけんも,データベース,ネットワークを連続合格しています)。試験の解き方,答案の書き方は,一度マスターするとかなり使い回しがききます。
もちろん,「解き方,書き方」も,独学でも身につけられる知識だと思います。
参考書にも,そういった解き方的なものを書いてあるものもありますし。ただ,このあたりのコツ的なものは,人に教わった方が効率的に習得できるな,というのが私の感想です。
解き方,書き方というとテクニック的なものなので,嫌う人もいると思います。ただ,ここでいう解き方とかは,「わからなくてもごまかす方法」とかではなく,「筋道たてて物事を考えるパターン」「相手に伝わるように答案を書く方法」です。ですので,ちゃんと身につけると,実生活でも活かせる能力です。
ぜひ,「試験問題の解き方,答案の書き方」も,意識して勉強してみてください。