そろそろスパートをかけていきましょう
わく☆すた,美月です。
気がついたら,もう3月も半ばですね。
春試験まであと34日,約5週間です。「あ,まだ勉強やってない。。。」「やってるけど,試験までに勉強,間に合うかなぁ・・・」という方は,そろそろスパートをかけていきましょう。
春の情報処理技術者試験は,試験センターの発表によると,全区分受験者が増えていますね。
高度区分も,試験制度が変わって2回目の開催(情報セキュリティスペシャリストは3回目)になりますので,試験の傾向が見えてきたというのが大きいのかな,という風に感じてます。
どういう風に変わったか,っていうと。。。。やっぱり「受かりやすくなった」ということなんだと思います。
合格率が上がると,「自分でもいけそう」と思う人が増えるからか,受験者はやっぱり増えますね。
大学入試でも,東大とか京大の競争率って,だいたい3倍前後です。競争率が高いのは,中堅のちょっと上の私立大学だったりします。「自分では無理だ」と思うと,受けることを躊躇する人も多いんだと思います。
昔受かった人にしてみると,ちょっと残念な気もするかなぁ,とは思います。
情報セキュリティなんて,初回(平成18年春)のテクニカルエンジニア(情報セキュリティ)は6.8%だったのに,前回(平成21年秋)の情報セキュリティスペシャリストは18.5%って,3年ちょっとしか経ってないのに変わりすぎです。
初回合格者の自分としては,もうちょっと難しい試験のままでいて欲しかったなぁ,というのは少し感じます。
ただ,最近,試験対策をしていて,今までと違っていろんな幅広い感じの人が試験を受けているのを知って,それはすごくいいことかな,とも感じてます。
今までだったら受けようともしなかった人たちが,勉強して挑戦する。これは,勉強して成長する人を増やす,という意味では,とってもいいことだと思います。受かると,自分の自信にもつながりますし,どんどん挑戦して欲しいです。
すごく勉強をしていて合格に自信があるという人や,すでに受かってる人以外には,「試験に受かりやすくなった」というのは朗報だと思います。
実際,去年から全試験区分で合格率があがって,確実に「受かりやすく」なっています。
応用情報技術者試験は,システム開発者以外の,アルゴリズムが苦手な人でも取れるようになりました。高度区分の午後1は,問題選択数が減って,タイムトライアル的な要素はあまりなくなりました。
今からでも,全然間に合わないということはありません。
試験に申し込んだけどそれから勉強してないなぁ,と感じる人も,あきらめるより前に,少しでもやってみるのをおすすめします。
やってるけど,なんか足りない,と思ってる人は,ちょっとスピードアップしていくといいと思います。試験前の1ヶ月は,その前の1ヶ月よりも勉強の効率は高まります。
そろそろスパートをかけて,4月の試験に向けて,悔いの残らない勉強をしていきましょう。