株式会社わくわくスタディワールド

株式会社わくわくスタディワールド

論文のための「モジュール」を用意する

わく☆すた,美月です。
今日は久しぶりに,YouTubeの撮影を行いました。
現在は21年秋向けの高度午前1を,順次追加していってます。
他の区分も,3月中ぐらいには,全部アップロードできればな,と考えています。直前の午前対策に,ぜひご活用ください。
今日は,ちょっと,論文対策のお話です。
午後2に論文がある試験を受けるときには,「準備論文」を用意するといい,というのは,よく言われていることだと思います。
私自身も,準備論文,というか実際に論文を2,3本書いてから,試験に臨みます。
ただ,その準備論文が,実際にそのまま使えることはまずありません。基本的に,試験会場に行って,そこで出された問題文に合わせて,論文を組み立てていきます。
ですので,用意しておいて役立つのは,論文全体と言うより,論文に書いてあるネタ,「モジュール」になります。
準備論文で書いておくと,「そういえば昔こんなプロジェクトに入って,こんなことやったな」という風な経験というか想い出が出てくると思います。そのときの「成功体験」や「こうしておけば良かったな」というのを集めて,モジュールとして取っておきます。
きちんと論文形式にしておけばベストなんでしょうが,私は単に「こんなことやった」程度のことを書いておきます。
そうすると,いざ本番で,「具体例」が必要になったときに,思い出して書くことができます。
論文は,ある程度実務を書かないと内容が薄くなります。ですので,具体的なモジュールを用意しておいて2,3個ちりばめることで,説得力を増すことができます。
準備論文をたくさん用意して,その中にモジュールがある,というのでもいいとは思います。でも,論文を1つ書くのは結構時間がかかるので,時間がないときには,「モジュールだけ」集めてみてもいいと思います。
過去の経験を洗い出してみる。足りなければ,上司や周りの人を観察して事例を集める。システム開発の雑誌で,実際の実例を集める。
そんな感じで,いろいろ集めてみると,自分の経験や知識の棚卸しにもなって,実務にも役立つと思います。
論文のためのモジュール探し,ぜひ楽しんでみてください。