株式会社わくわくスタディワールド

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技術は,少しずつ新しくなっていく

わく☆すた,美月です。
今日は久しぶりにテレビ見てます。「エンタの神様」の最終回です。^^;
7年間とかで,歴史を振り返ると,いろんな芸人がいたなぁ,となつかしく思います。
情報処理技術者試験も,長い年月のスパンで振り返ってみると,技術に流行ってあったなぁ,と改めて感じます。
例えば,ネットワークスペシャリストで出てくるWAN回線は,私が受けた10年前ぐらいには,フレームリレーとかISDNとか,全盛期でした。回線も遅かったので,待ち行列理論の問題が定番で,計算問題がいっぱいでした。
今は,インターネットが中心で,WAN回線としても,広域イーサとかIP-VPNとかが定番です。技術は徐々に変わっていくなぁ,と長いスパンで振り返ってみると,改めて思います。
ちなみに,情報処理技術者試験で一番出てくるのは,「今,流行ってる技術」です。この,流行ってるってのは,単に注目を浴びてる,って言うより,企業でいっぱい使われている,事例がたっぷりある技術です。
そして,企業に使われている技術というのは,最新技術というより,ある程度枯れた技術が多かったりします。なので,急激に新しくはあまりなりません。毎年急に新しい技術がでると言うよりは,午後だと1問ぐらいが新しくなって,それ以外は今までと同じような技術,という感じで,徐々に変化していきます。
ですので,過去問をやっておいて,その周辺技術を押さえておくと,大体の問題には対応できます。
新傾向の問題に答えるためには,新しい技術もチェックしておくに越したことはないですが,6割得点して合格するだけなら,その必要性はありません。前回出てきたぐらいまでの問題が解ければ,大体大丈夫です。
参考書とかだと,何年も改訂されてなくって,古い技術が残ってて新しい技術が載ってない,ってのも結構あります。ですので,前回までの過去問を押さえておくというのは,一番確実に出題傾向を押さえる方法になります。
技術は少しずつ新しくなりますが,それは1年だけで急に変わるものではありません。
まずは,基本的な,毎年出てくる技術を確実にして,試験に向かっていきましょう。