情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方
わく☆すた,美月です。
私は,プログラミングをしていると時間を忘れるぐらい好きです。
でも,実際にSEとして就職して,「これからはプログラミング三昧だ」と思って楽しみにしていたら,打ち合わせとか書類書きの嵐で,ちょっとがっかりした記憶があります。
プログラマーの幸せって,いったいなんなんでしょう?
というところで,今日は,1冊の本を紹介します。
「情熱プログラマー ソフトウェア開発者の幸せな生き方」
この本自体は,「My Job Went To India オフショア時代のソフトウェア開発者サバイバルガイド」の改訂新版なので,幸せに生きるというより,「これからの不況を生き延びる」ための知恵にあふれています。
といっても,単に生き残るのではなく,「勝ち残る」つまり,積極的にスキルを上げて,自分の大好きなことをやって生きるための知恵です。
人と同じことをしていると,人並みのエンジニアになります。
ですので,人と違う,価格競争にならずに市場があるスキルを身につけるのが大切,というのを,この本では語っています。
たとえば,Javaプログラマが,Smalltalkの知識を身につけるといいよ,という話があります。
毛色の違う,全然別系統のプログラミング言語をマスターすることで,視野が広がり実力がアップします。実際,求人の時,Javaプログラマの募集にSmalltalkのスキルを求めると,求職者のレベルがすごく上がった,という話があります。
幅広い知識を身につけようという意欲のある人は,確かにレベルが高い人が多いように,私も感じます。
他にも,この本には,ソフトウェア開発者として,幸せに生きていくためのサバイバルの方法が,いろいろ紹介されています。
自分の生き方に迷いが出てきていたり,今後の方向性を考えたいな,という人に,おすすめの1冊です。