いかにやることを絞り込むか

わく☆すた,美月です。
試験まであと20日です。
わく☆すたでは,今週末4月3日に,「超直前セミナー ~最後の悪あがき~」も開催しますし,ホント,超直前って感じですね。
年度替わりで,異動があったり,いろいろ仕事が増えたり,なにかと落ち着かない時期ですが,最後まであきらめず,試験に向かっていきましょう。
今日は,超直前の,情報処理技術者試験に向けての大事な心構えをお話ししますね。
今の時期,一番大切なことは,頑張ってやることではなく,「いかにやることを絞り込むか」を考えることです。
この時期に一番陥りやすいパターンとしては,「あ,参考書全部読んでない。あー,過去問3年分も見てない。」っていう感じで,やってないことが目についてしまうことです。このとき,「あれもやらなきゃ,これもやらなきゃ」ってなってしまうと,どれもこれも中途半端になってしまって,結局実力はついていない,ということになりがちです。
ですので,まず,「何を重点的にやるか」を決めて,それ以外を切り捨てる勇気が必要です。
個人的には,最優先は「過去問3回分を解いてみる」ことだとは思っています。
私自身は,どんな試験区分でも,どんなに忙しくっても,過去問3回分だけは解いていって,出題傾向をつかむようにしました。
ただ,正直に言えば,3回分といっても,きっちり解かないである程度手抜きをしたこともあります。
論文試験だと,「午後1だけ真面目に解く」とか,「午前は答え見ながら覚える」とか,「午後2はモジュールだけ考えて,論文を書ききらない」とか,3回分といっても微妙にやらないことを作って,時間を節約してました。
それでも,「ひととおり過去問を見る」というのは,大切だったように感じてます。
時間は有限です。
ですので,いかに短時間で必要なことをやるか,ということを考えるのは,工夫しがいのある,大事なポイントです。
今から新しい参考書を買ってきてやるのは,時間的にムダが多いと思います。
ノートに重要事項をまとめる,という作業も,超直前に始めると,書くのに時間を取られすぎて非効率という気がします。
個人的には,超直前の勉強は,「問題集に直接答えを書き込む」ぐらいでOKだと思ってます。
どの道,試験日までに,「何度も繰り返して学習」できるほどの時間はありませんし。
あと20日,ということは,1日2時間勉強したとしても全部で40時間しかありません。
その間でできることで,一番得点がアップして,合格ラインに近づける勉強。
それを意識して,あと20日でやることを絞り込んでみてください。