株式会社わくわくスタディワールド

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1週間で「読む力」を身につける

わく☆すた,美月です。
今日はわく☆すた初めての公開セミナーなので,朝からドキドキしています。
いらしていただける皆様,よろしくお願いします。


情報処理技術者試験の勉強をするのあたって,「読解力」はとても大切になってきます。
DVDやeラーニングなどで学習するとき以外は,基本的に本を読んでのインプットになりますし,本から情報をどれだけ吸収できるかは,読解力によるところが大きいです。
なので,「読解力」を身につけるのは勉強の基本,とっても大切な部分です。


ただ,これを身につけるのには結構時間がかかります。
最初は簡単な本を読んで,少しずつレベルを上げて,ただ読むだけでなくて文章に書いてあることをちゃんと分かっているかチェックする。。。という作業は必要になってきます。
ですので,本格的な読解力アップの方法については,試験後また書きたいと思います。


今日は,付け焼き刃で,試験本番用の「読む力」を身につける方法です。
この方法は,情報セキュリティスペシャリスト試験,データベーススペシャリスト試験あたりで一番使える方法だと思います。


一般的な読解力は,どんな本でも読みこなせる力です。ただ,試験に必要な読解力は,「試験問題を正確に読みこなせる力」になります。要は,最低限,試験問題が読みこなせればいいのです。


読解力は,「慣れ」の要素が大きいので,試験問題に慣れておくと,試験問題に対する認識率が上がります。そのために,過去問演習が有効なのですが,解いてると時間がかかりますし,それだと逆に,試験に必要な読解力が身につかなくなります。


ですので,おすすめは,「過去問を読み物として読む」ことです。
午後2問題を中心に,ただ問題を読んでみてください。ついでに,詳しい解答解説のある過去問題集で解説も読むと,問題を解く流れも身について一石二鳥です。


この用途での過去問題集には,アイテックのものがおすすめです。解説の分量が他社と比べて桁違いに多いですし,過去問と同じくらい難解な文章で書かれているものが多いので,練習にはもってこいです。^^;
ここでは,1週間でなるべく量をこなすことが大切になってきます。


それで,2日前ぐらいまでいっぱい過去問漬けになって,試験前日はいったん勉強から離れてよく寝る,というのがおすすめです。
いったん離れることで,脳が本試験の問題を吸収しやすくなります。


読解力があっても,知識がなければ受からないので,みんなこれでOKって話ではないですが,午後2でいつも落ちてしまう,という人は,知識の問題ではないので,試してみる価値はあると思います。