株式会社わくわくスタディワールド

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残り3週間の勉強法

今日で3月も終わり,試験まであとちょうど3週間ですね。

この時期は,勉強が進んでいる人もいない人も,焦ってしまいがちです。
少し冷静になって,残りの期間を効果的に使っていきましょう。

3週間前ぐらいからやると一番効率的なのは,「午前(午前1,午前2)」の勉強です。
今までやってきていた人は特に,改めて復習すると確実に知識が定着します。
いままでやってきていない方も,今頭に入れると,完全に忘れる前に試験日が来ます。

特に,高度区分を受験される方で午前1から受けられる方は,ここを突破しないと午前2以降は採点もしてもらえません。
最悪,午前1だけでも突破して次につなげるという対策で,直前は最優先で取り組むといいと思います。

応用情報技術者試験や基本情報技術者試験は,午前で足切りにあう人が意外と多いです。
午後の勉強をやりつつも,このくらいの時期からは,少しずつでも午前も勉強していくことが大切です。

高度区分の午前2は,専門分野に特化してるだけあって,難問が多いです。
油断していると足を切られますし,過去問の再出題が多い部分なので,過去問演習は欠かさないことが大切です。

この時期の午前の勉強として一番効果的なのは,「過去問演習」に尽きます。
できれば,「午前問題集」ではなく,「実際に出てくる過去問」を各年度で解いてみて,どれくらいの点数が取れるか確認しつつ,出てきた問題を完全に理解するのがおすすめです。

午前の勉強は,意外と午後にもつながります。
午後の記述式では,知識を書かせる問題も結構出てきます。
特に,応用情報技術者試験や基本情報技術者試験では,用語の穴埋めや選択の問題が結構出てきますので,知識さえあればある程度点数稼ぎができます。

午後の問題演習をある程度やって,過去問に慣れてきたら,午前の勉強がてら,知識を確認していくのがおすすめです。
例え記述式の問題でも,知らないことは答えられないので,知っていることの量を増やすというのは,午後対策としても効果的なのです。

午後2まで突破することを想定するときには,午前2は,「ギリギリ突破できればいい」ではなく,「8割ぐらいは楽に取れる」レベルにしておくと確実です。
出てくる知識は,基本的に午前2,午後1,午後2で同じですので,午前が危ない場合には,午後もまだまだ勉強不足だと思います。

午前に関しては意外と,「午前ぐらいは大丈夫だろう」と侮っている人が多いように感じています。
午前は年によって難易度が結構変動するので,合格ラインにギリギリの勉強だと,突破するのが「運任せ」になってしまいます。

そして,午前は,勉強しないとだんだん点数が下がっていきます。
「昔は午前は余裕だった」という人も,勉強せずに何年も受け続けていると,だんだん点数が下がってきて,ついには午前で足切りに合ってしまうのです。
試験内容もどんどん新しくなっていますので,定期的に知識のブラッシュアップは必要です。

4/7(日)に開催予定の「超直前勉強会」では,午前中に「午前問題バトル」を,午後には「午後(午後2)の演習と議論」を行います。

この勉強会,「午後だけ参加でもいいですか?」とよく聞かれます。
別にかまいませんが,できれば午前のブラッシュアップのためにも,午前からの参加をおすすめします。

それ以外の勉強としては,高度区分の場合,「午後2を1問しっかりやり切ってみる」勉強は大切です。
特に,データベーススペシャリストと論述系の区分は,午後2を1問解くのが結構大変ですし,日頃ついおろそかになりがちなところです。
しっかり2時間とって,集中して解く練習を積むことは大切です。
1~2問でもいいので,細切れでない時間を確保してやってみましょう。

泣いても笑っても,あと3週間です。
悔いの残らないよう,1日1日を大切に過ごしていきましょう。