参考書,問題集以外でも勉強する
資格試験の勉強というと,つい参考書や問題集を買ってお勉強。。。という形になりがちなのですが,実際にはそれ以外の方法もいろいろあります。
特に情報処理技術者試験の場合,「情報処理(Information-technology)」つまり「IT」に関する試験なので,本来は生活や業務でITに関わることが大切なのです。
たとえば,「【喜びの声】ゆゆ式を見たら基本情報技術者試験に受かりました!【続々】」というブログ記事がありました。
。。。いえ,これはエイプリルフールネタなのですが。\(^^;ヲイ
ちなみに,「ゆゆ式」というのは,今月から新作TVアニメで,情報処理部に所属する女子高校生たちの,まったりとした学園生活を描いたまんがが,原作になっています。
と,冗談はさておき,参考書の中身は古くなりがちなので,ネットで新しい情報に触れることは大事です。
私はなるべく新しい情報をいろいろ入れるようにはしていますが,基本情報技術者や応用情報技術者の参考書には,化石のような中身のものもたくさんあります。
特に,ネットワークやセキュリティなどを午後で選択しようとされる方は,意識して新しい情報を入れるようにしておくといいと思います。
この間見つけた,すごく役立ちそうなサイトとして,CodeZineの「Webサイト高速化に必要なHTTPの仕組みを理解する」という記事があります。
こちらは冗談ではなく,本気でおすすめです。^^;
Web担当者やWebデザイナーなどの,技術的な知識があまりない人に向けて詳しく,HTTPの仕組みについて書いてあります。
そのわりにちょっとレベルが高く,初心者には敷居が高いかな~とは思いますが,きっちり解説されていて,かなり役立つ内容です。
特に,情報セキュリティスペシャリスト受験の方でネットワークに詳しくない方や,応用情報技術者受験の方で午後にネットワークを選択されようとしている方にはおすすめです。
最後の「少し未来のSPDYとHTTP2.0」あたりは,ネットワークスペシャリスト受験の方に参考になると思います。
ちなみに,SPDY(SPeeDY:スピーディー)とは,Googleが考えた,Webを高速化するためのプロトコルで,2012年11月にHTTP2.0のドラフトとして採用されています。
あとは定番のIPAセキュリティセンターですね。
最近いろいろ新しい情報を出していて元気です。
全部をチェックする必要はないかもしれませんが,「2013年版 10大脅威 身近に忍び寄る脅威」ぐらいは読んでおくといいと思います。
そろそろ,応用情報技術者や基本情報技術者で,「スマートデバイスのセキュリティ」あたりはでてきそうです。
すでに午後の問7や問8のシステム開発にはスマートフォンが出てきていますし,他の問題でも何かは出てきてもおかしくないです。
これについては,一番勉強になって役に立つのは,ご自分でお持ちのスマートフォンのセキュリティ設定を見直すことだと思います。
【追記】IPA対策のしおりシリーズの「スマートフォンのセキュリティ対策のしおり(PDF)」もわかりやすくていいです。
だんだん,情報は本で得る時代から,ネットで得る時代に変化しているのかな,と思います。
もちろん一長一短あるので,両方を併用するのがベストです。
ただ,勉強が参考書,問題集に偏っている場合は特に,意識してネットの新しい情報にも触れていきましょう。