試験勉強を始める前に,過去問題を1回分解いてみる
わく☆すた,美月です。
ゴールデンウィークも終わって,今日ぐらいから,だんだん普段の日常に戻っている,という方も多いんじゃないかと思います。
試験後の一休み,という感じが終わって,早い人だと秋の試験に向けてスタート,という頃だと思います。
わく☆すたでも,秋向けの公開セミナーの募集をスタートさせています。試験勉強のペースメーカーに,ぜひお役立てください。
試験が終わってから,いろんな試験区分の問題を解いてみました。情報セキュリティスペシャリストは,若干難しくなってる感じもありましたが,大体今までと同じ傾向なのかな,とは思っています。応用情報技術者試験(2010年春)についてはすでにお話しましたが,他の試験区分についても,私の分析として,徐々に1区分ずつ紹介していく予定です。
ただ,多分,皆さんが試験に受かるかどうかは,「例年に比べて難しかった易しかった」よりも,「自分がその問題を解けるかどうか」によると思います。難しい試験でも受かる人は受かりますし,勉強した内容が出る出ないによる違いもあると思います。
あと,自分が受けようとしている試験区分がどのような試験なのかは,噂で聞くより一度自分で体験してみるのが確実です。「今は解けないけど,これが解けるようになったら役に立ちそう」と思えるような試験を受けるのが一番ベストだと思います。
ということで,解けなくても全然いいので,一度,試験勉強を始める前に1回分まるごと解いてみる,というのをおすすめします。
これなら頑張ったら行けそう,と思うのか,こんな分野勉強したくない,と思うのか,解いてみるといろいろ見えることがあると思います。
ただ,多分,いきなり解いてみると,ネットワークスペシャリストあたりは実際以上に難しく感じるんじゃないかな,とは思っています。このあたりは,分野ごとの特徴だと思いますが,ネットワークは専門用語が多いので,知識なくって読むとわけがわからない,という風になっても全然普通です。誤解語をなくして用語が大体理解できるようになれば,問題自体は素直なので実は比較的解きやすかったりします。
逆に,情報セキュリティスペシャリストあたりは,会話調で一見易しく感じる,というのがあると思います。問題文が一応読める,というところから合格までの道のりは,意外と遠かったりします。
高度論文系は,スペシャリスト系の試験や応用情報技術者試験に受かってから行くと,午後1は特に簡単に感じるんじゃないかと思いますし,実際簡単です。
という風に,知らないときに感じるときの難易度と実際の難易度には,若干のブレはありますが,自分で解いてみればゴールは感じ取れると思います。
試験勉強を始めるきっかけにするためにも,一度その試験区分の問題を解いてみましょう。
再受験の方も,試験勉強の感覚を取り戻すためにも,直近の(自分が受験した)過去問題を解いてみるのはおすすめです。
現状を把握して,進む方向性を明確にしていきましょう。