試験の前日の過ごし方
新人研修が続いたおかげで,少し若返った気がする美月です。
試験まであと2日,いよいよ迫ってきましたね。
情報処理技術者試験は一日の長丁場の試験です。
そのため,最後の頃にはかなり体力を使い切った感じになります。
今日研修で演習を行っていて改めて感じたのですが,演習を何問も続けていると,だんだん頭が疲れて,文章が読めなくなってきます。
最初のうちは文章を読んで頭に入っていたのが,だんだん飽和状態になってしまうのです。
試験でも最後の方,特に午後2あたりでは,だいぶん頭が疲れています。
その疲れの中で最後の集中力が出せるかどうかは,合否を大きく分けるポイントです。
午後の最後まで体力が温存できて集中できれば,突破する可能性はかなり高くなります。
そして,当日最後まで体力を持たせるためには,前日の過ごし方はとても大切です。
平日の疲れがたまっているときには,それをしっかり取ってリフレッシュすることが最優先になります。
ここで無理してさらに疲れると,本番に悪影響を及ぼします。
当日の朝,すっきり目覚めることができると,調子良く試験が進みやすいです。
当日の朝,十分な睡眠が取れたと感じられて,疲れのない状態になっていればベストです。
そのためには,前日は土曜日でもなるべく,早く起きることがおすすめです。
できれば本番の予定と同じ時間に起きて,リズムを作っておくといいと思います。
そこから,試験時間の9時半から16時半ぐらいまでの時間の中で,本番を模した勉強をすると弾みがつきます。
やりすぎず,「もうちょっとやりたいな」ぐらいで止められるとベストです。
暗記的な部分はともかく,前日に知識を詰め込んでも,午後の点数はあまり変わりません。
それよりも,当日を最適な状態に持っていった方が,問題文とうまくコミュニケートできますので点数が高くなります。
情報処理技術者試験は正直,「体力的にもIT技術者にふさわしいかどうか試してるの?」と感じるぐらい,総合力が問われる試験です。
できるかぎりベストの状態に持っていけるよう,体の調子を整えていきましょう。