株式会社わくわくスタディワールド

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不合格でも,自分を責めない

わく☆すた,美月です。
私は昨日(日曜日),マラソン大会に出場してきました。
全然練習してないのでやばいなぁと思いつつ,スタートラインに立ちました。暑い中走ってバテバテになりつつも,なんとか進んでいったのですが,20kmの関門で,あえなく制限時間オーバー。収容車に乗せられてゴールに向かいました。
暑くなかったらもうちょっと行けたとか,調子が悪かったとか,いろいろ言い訳をしたい気持ちでしたが,自分の心の中には,本当の理由はわかっていました。それは,単に走り込んでいない,「練習不足」がリタイアした原因だということです。
日々,走る練習をしていなければ,マラソン完走なんてできるわけないよな,という当たり前のことを,昨日ほど痛感した日はありませんでした。
情報処理技術者試験の勉強では,日々の勉強について偉そうにいいつつも,こと運動のことになると,全然実践できてないのです。情けないな,と思いつつも,それでも本番は走るだけいいかなぁ,とも感じています。とりあえず,20kmは走れたわけですし,これを最初の練習にして,また次頑張ればいいかな,と考えてます。
情報処理技術者試験の合格発表があって,合格の嬉しい報告もいっぱいいただきましたが,残念ながら不合格だった方の連絡もいただいています。
その中に,「落ちてしまって申し訳ありません」というのがあって,こちらの方が申し訳なくなってしまいました。
合格できなかったのは,悪いことでも何でもありませんし,たまたま現時点での状況がまだ合格していない,というだけです。私自身,合格できなかった人に対しては,指導力不足で申し訳ない,とも感じています。
ただ,申し訳ないと思って,自分を責めてしまうと,あまりいいことはないので,なるべく自分を責めないようにしています。
うまくいかなかったことがあるのは当たり前なので,それをどう改善していくかということの方が,今後の人生を考えると大切です。
自分を責めてしまうと,そのつらさから,問題から目をそらしたくなってしまって逃げがちになるので,実際の行動の改善ができません。
ですので,不合格だったけどよく頑張った,と自分を認めて,ありのままの自分を受け止めていきましょう。その上で,問題を正面から認めて,本質的な問題点をちゃんと把握していきましょう。
先ほどの私のマラソンの例だと,実際に練習ができていないのが問題ですが,本質的な問題としては,走る習慣が今ついていないのが原因なので,定期的に走るための仕組みを計画する必要があるな,と考えています。
その仕組みを軌道に乗せて,走る習慣がつけば,秋にはフルマラソン,走れるようになると思ってます。
合格した方は,受かった原因を冷静に分析して,今後にも活かせるように原因を探っていきましょう。
不合格だった方は,その原因をなるべく正確に把握して,改善できるように行動していきましょう。試験の不合格の原因は,ほとんどの場合「勉強不足」です。これは,単に勉強していない,ということももちろん多いのですが,頑張って勉強しているんだけど,「試験合格のために必要な勉強」をしていないという場合も含まれます。
何が足りないのかは,簡単に結論付けをしないで本質的に考えてみてください。
それが,次につながる第一歩になります。
自分を責めず,ありのままの現状を認めた上で,次に進んでいきましょう。