株式会社わくわくスタディワールド

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情報処理技術者試験を受ける意味

わく☆すた,美月です。
情報処理技術者試験は,ただいま申し込み受付中です。受けるなら,なるべく早く申し込んだ方が近所になりやすいのでおすすめです。
今日は,「受けようかな,どうしようかな」と迷っている人向けに,試験を受けるということの意味について考えてみたいな,って思います。
今日出会った,優しい感じのカウンセラーの女性が,「実は私,元SEだったんですよ~」という話をしてくれました。情報処理技術者試験は,新入社員の頃から順に受けて,結構いっぱい資格をもってるそうです。
「会社に資格を取れ,って言われる前に,先手先手で取りました」とのこと。早めに取ることで,評価も上がって,給料も上がっていったそうです。
本音の話として,新入社員として入社してから,20代のうちぐらいの技術者の方は,資格を取ることが結構人事評価などに直結して,プラスになることが多いです。会社に必要な勉強をして,ちゃんとスキルを身につけている,と判断されるので,合格がそのまま給料アップにつながったりします。
私が新入社員の頃には,会社から資格手当(二種5,000円,一種10,000円とか)があったので,単純に給料が増えるので勉強していたという部分も大きいです。^^;
できれば,高度区分を20代で1つでも取っておくと,可能性はいろいろ広がります。
会社側にとっては,仕事をいろいろ経験させる際に,ベースのスキルを持っているということは,即戦力になるまでの期間が短いということですので,重要な仕事を任せやすくなります。
それ以降だと使えない,というわけではないのですが,早めに取るとそれだけ効果も大きいです。IT関連の仕事をずっとやっていくつもりなら,基本情報技術者,応用情報技術者は,早めの学習をおすすめします。
30代以降になって,実務経験を積んでからだと,実務経験のある,もしくは仕事に関係のある区分以外は評価されにくくなります。といっても,バリバリに実務経験を積んでからじゃないとダメ,というほどでもありません。
レベル的には,その仕事を完璧にこなせるようになって受ける,というよりは,今度その仕事をやる予定,というぐらいの人が受けるレベルです。例えば,プロジェクトのリーダークラスの人が,試験を受けてプロジェクトマネージャの資格を取って,実際にプロジェクトマネージャになる,という感じがオーソドックスなパターンかな,と思います。
試験センターのホームページに「試験のメリット」ということで,いろんなメリットが挙げられています。
半分ぐらいは,受ける人のメリットというよりは,社員が受けて取得した後の「企業側のメリット」が書いてあります。
試験を受けるのを会社が推奨するのは,会社にメリットがあるからです。ですので,会社によりメリットがある形で資格を取得できれば,その分評価も高くなっていきます。
ただ,だからといって受けた本人にはメリットがないわけではなく,受かるための勉強は,自己をスキルアップさせるために,とっても役に立ちます。
自分の実力もついて,会社にも役に立つ,って感じで一石二鳥です。
私は,ベンダー資格を結構持っているのですが,情報処理技術者試験が,やっぱり一番質が高く,体系的に勉強できると感じています。試験勉強をすることで,順番にスキルアップするためには,最適な試験だと思います。
会社に評価されるためでも,自己のスキルアップのためでも,IT関連の仕事をするなら,情報処理技術者試験はとても役立つ試験です。
そして,合格するための勉強を達成する,ということで,自分の自信にもつながります。
自分にとって,情報処理技術者試験を受ける意味がどのあたりにあるのかを考えて,必要だと思ったら試験の申し込みをしてみましょう。