明日は情報処理技術者試験です

明日は,秋の情報処理技術者試験,いよいよ本番ですね。
勉強が十分な方もそうでない方も,泣いても笑ってもあと1日です。
試験センターのトップページによると,
現在(10/18(金)18時)のところ、予定どおり10/20(日)に平成25年度秋期試験を実施します。
※試験当日(10/20(日))の午前6時に試験実施に関する最新の情報を、ホームページ、携帯電話用ホームページ(http://www.jitec.ipa.go.jp/k/)にてお知らせいたします。
とのことですので,特に台風などの問題もなく,試験自体は開催される予定です。
前回の試験前に,「試験会場に行こう ~合格の可能性を高めるコツ~」の記事を書いたので,良かったら参考にしてください。
基本的には,試験会場に行かなければ受かりませんし,行ってひととおりやれば,可能性は出てきます。
行きたくないな,と思っていても,行ってみると何かが変わるかもしれません。
特に,仕事が忙しくて勉強できなかった,という人は,意外と仕事が試験の役に立つことも多いと思います。
最近気づいたのですが,情報処理技技術者試験のITサービスマネジメントの改訂後のカリキュラムって,ITILv3とは微妙に違います。
何で違うんだろう,IPA独自の変更なのかな,と思っていたのですが,これは,「JIS Q 20000-1:2012」を参考にしているようです。
確かに,「情報処理技術者試験の「出題範囲」及び「シラバス」における一部分野の構成・表記の見直しについて」には,登録商標であるITILではなく,「JIS Q 20000-1:2012」と書いてあります。
今まで何となく,ITIL=ISO20000と思ってきてしまっていたのですが,この2つが微妙に違うことが原因だったようです。
このあたりは,試験勉強をしているときには気づかなかったのですが,仕事で教科書の改訂をしていて,元の基準をふり返って確認しているときに気づきました。
同様に,プロジェクトマネジメントも,PMBOKではなく,ISO 21500がベースです。
ということで,試験前にシラバス改訂について触れましたが,今回の試験範囲の見直しは,「JISやISOの規格の表記との整合を高めることを目的として構成を整理し、表記を見直したものであり、試験で問う知識・技能の範囲そのものに変更はありません」とのことですので,もともと試験内容には反映されていた内容です。
ITサービスマネジメントなどは,平成25年春の応用情報技術者試験の問題でも,新しい規格がベースの問題が出題されています。
ですので,試験を受ける分には,あまり気にしなくっても大丈夫だと思います。
いろいろできてないことを気にし出すと不安もつのりますが,実際に何が出てくるかは受けてみないとわかりません。
今からできる限りの準備をして,本番に臨んでいきましょう。