株式会社わくわくスタディワールド

糖質制限で健康的にやせる

今朝,体重計に乗ったら,体重が49.8kgでした。
18歳で大学に入って一人暮らしを始めた時に体重が増えて以来,ずっと50kgを切ったことがなかったので,実に24年ぶりの40kg台です。
やせた方法は単純で,糖質制限,つまり炭水化物も含めた糖分を減らす方法です。

以前,「糖分を断って体質改善」の記事を書いたとき,かなり批判的なご意見をいただいたので,この話題はなんとなく避けていたのですが,やっぱりご紹介したいと思います。

8か月糖質制限をやってきた私の結論としては,「炭水化物は必須栄養素で,全体の60%ぐらい取らなければいけない」という常識は誤っていて,炭水化物は減らしてもかまわなく,減らした方が体にいい,と考えています。
炭水化物,特に米を中心とした「主食」というのはみんなが信じているだけの固定概念で,特に主食をメインに食事する必要はないのです。

理論的な話は,「炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学」にあって,かなり納得のいく結論でした。
この本では,糖質制限の話は少しで,あとは人類の歴史や生物の進化などの科学的な話が中心で,縄文時代までは人類は炭水化物をほとんど取っていなかったことなど,本来の人間の体の話について説明されています。
読み物としても目から鱗が落ちるところが多いので,おすすめです。

私自身の体験としては,以前最初に「断糖(糖質をほぼ完全にカット)」したときには,体重が5kgぐらい落ちました。
それで調子がよかったのですが,周囲の「やめた方がいい」「こんなことはしてはダメ」といういろいろな声を聞いて,だんだん不安になってきてしまい,2か月ぐらいでやめました。
やめたら,徐々に体重が戻っていきました。

再開したきっかけは,病院の検査で血糖値が200を超えて,体重と血糖値を落とす必要がでてきたことです。
その時に,糖質制限の本を読みあさって,糖質制限食を開始しました。
基本的に主食(パン,ごはん)と甘いものはやめて,それ以外のタンパク質や脂質は多めに取る,というオーソドックスな方法です。

そこから1か月で4kg減って,それからもずっと徐々に減り続けています。
私の身長だと標準体重が49.5kgなので,ほぼ標準体重,というところまで現在は落ちました。

血糖値について,糖尿病になってしまうと,血糖値が上昇することで,体の毛細血管などいろいろなところを傷つけるので,合併症が起こりやすくなります。
上がることで肥満にもつながりますので,血糖値を上げないということはとても大切になります。

そこで,「糖尿病専門医にまかせなさい」などの本を読んで,自分で実験してみたくなりました。
ですので,血糖値を測定する機械を買って,毎食後,自分の体での血糖値の変化を測定することにしました。

すると,炭水化物を食べると血糖値が大きく上昇する,というのを,体験で知ることができました。
例えば,ステーキなどを食べても,血糖値は120にしかならなかったのですが,ご飯を一杯食べると,玄米ご飯でも食後血糖値が200を超えました。
この値は健康な人なら違うとは思いますが,私の体には炭水化物は毒,というのは,測定してみてすごく感じました。

ちなみに,8か月間の糖質制限の結果,Hba1cは4%台,空腹血糖値は80台になったので,数値の上ではすっかり健康人です。
長期的な話はわかりませんが,薬も飲む必要もなくなりましたし,「今ここにある危機」は脱した,というところです。

話が血糖値にそれましたが,体重も,糖質制限していると自然にやせてきます。
最初に激しく落ちたあとは減りはゆるやかになりましたが,それでも1か月に1~2kgずつぐらいは,順調に減ってきています。

昔は「主食をやめるなんて考えられない」「甘いものは必須」などと思っていましたが,やめてみたら案外平気です。
私の体感では「炭水化物は炭水化物を呼ぶ」という感じで,ごはんを食べると次の食事でもごはんが欲しくなりますが,食べなければ別に欲しくもなりません。

中途半端に量を減らすよりは,「完全にやめる」ぐらいの方が意外と楽に続けられると思います。
私自身,「糖質を40%に制限」「20%ぐらいにしてみる」「主食を完全にやめる」など,いろいろな強度の糖質制限を試してきましたが,主食を減らして食べている時が,一番つらい感じがしました。
主食をやめても,根菜や調味料などである程度の糖質は取ることになりますので,「普段の食事からごはんだけ抜いてみる」ぐらいが一番楽に続けられると考えています。

世間一般の常識というのは,意外と根拠がなく,単にみんながそう信じているだけ,というものが結構あります。
糖質制限が全員に最適かどうかはわかりませんが,現在太りすぎや血糖値の上昇に悩まれている方は,試してみる価値はあると思います。
自分の体の状況をちゃんと把握しながら,ベストな方法を自分で考えていくということは大切です。

世の中の流れに素直に従っていると,ほとんどの人が「炭水化物を取り過ぎ」という状態になってしまうと感じています。
自分の体に本当に必要な栄養は何なのか,いろんな情報から自分の頭で考えていきましょう。