株式会社わくわくスタディワールド

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2014年 あけましておめでとうございます

新年明けてから少し経ってしまいましたが,皆様,あけましておめでとうございます。

私は,今年は,3日に帰って4日仕事始め,という予定だったのですが,3日の有楽町の火事による東海道新幹線遅延の影響で,家にたどり着いたのは,日付が変わってからでした。
というわけで,昨日は疲れて寝てしまっていて,今日5日から仕事の再開です。

今年の初詣は,京都で途中下車して天橋立の籠神社に行ってきました。
最初の日は雨が降って大変だったのですが,次の日はきれいに晴れて,気持ちよくお参りできました。

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天橋立を歩いていて,気になる看板を見つけました。
そこには,「天橋立の保全対策」ということで,天橋立の松の現状が書かれていました。
(詳しくは,京都府のホームページに,「天橋立の保全対策について」に記述があります。)

天橋立の木は基本的に松だけなのですが,その松の根が育たなくなって,幹だけが高く育ってしまい,バランスの悪い状態になっているそうです。
これは,人間が燃料に落ち葉などを使わなくなった結果,腐植土が多くなって,栄養過多の状態になったことが原因です。

根っこが張らなくなった松は,平常時にはいいですが,災害時にはとても危険な状態になります。
実際,大型の台風が来たときに,数多くの松が倒木して,昔ながらの有名な松も倒れるという被害があったそうです。
私が行ったときにも,その倒れた松が残っていました。

これをみて改めて感じたのは,効率性を追求しすぎることの危険性です。
目の前にある資源を使わないで,安くて便利だからと石油を使うようになった結果,自然が破壊されつつある,という現状を目の当たりにしました。

ただ,その原因がわかってからは,落ち葉かきをしたり,砂浜を扇形にしたり,いろんな工夫がされているそうです。
この,天橋立の美しさを守っていくために,全体的な視野でいろんな取組がされていることに感謝です。

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勉強に例えると,根を張る作業は,基礎力をしっかり身につけたり,実際のスキルを伸ばしたりすることです。
それに対して,葉っぱとなるのが,試験合格などの,目に見える成果です。

効率良く基礎力もないまま,ドーピングのような即席肥料を与えても,とりあえずの合格は手にすることができるとは思います。
でも,そうやって,見た目だけを取り繕ってしまうと,根っこが弱いので,いざそのスキルが必要になったときに,トラブル時に役に立たなかったりします。
「資格だけ持ってても使えない」という評価は,こういう人の行動の積み重ねでできるように感じています。

私自身も,昨年までは,ドーピング的な,受かるテクニックのセミナーもやってきてしまった反省があります。
これは,目の前の人には喜ばれるのですが,全体的な流れを考えるといいこととは思えないので,今後はやめていきます。
そんな特別なことをしなくても,必要な実力さえ身につけば,普通に合格できるという実力認定試験が,情報処理技術者試験です。
当たり前のことが,当たり前にできるように,サポートしていけたらと考えています。

そんなこんなで,今年は毎年恒例の,「今年の目標」は立てないことにしました。
目標を立ててそれを達成することにとらわれすぎると,自由な発想も失われますし,結果を追い求めすぎることはそろそろ手放してもいいんじゃないかな,と感じています。

とりあえず,情報処理技術者試験の受験に関しては,春のプロジェクトマネージャ試験を受けて全区分制覇を2周したら,それで一区切りつけようかな,って考えてます。
それ以外のことは臨機応変に,やりたいことや,今後の全体的な流れを考えてやるべきことを,やっていきたいと思います。

なんか新年早々長くなってしまいましたが,本年もよろしくお願いいたします。