電子書籍で勉強する
わく☆すた,美月です。
iPadが発売されたとき,「これで電子書籍の時代?」と期待していました。
ただ,今まで使ってみて,単純に読書をする端末として見た場合,iPadはイマイチな感じです。ページの更新が遅すぎて,あんまり読み進める気がしなくなるのです。
iPhoneは,同じソフトが使えますが,字が小さすぎて,これも使い勝手が悪いです。
ただ,「遅い」という問題は,時間が経てば改善されてくるので,もうちょっと時代が進んで読むときのストレスがなくなったら,一気に普及するのかな,とは感じています。
iPadのOSが,バージョン4.0ぐらいになるときには,当たり前に速くなってるような気がします。そのうち,Android OSに先を越されるかもしれませんが。
個人的には,今の遅い状態でも十分,役には立っています。「参考書をいっぱい持ち歩いて,辞書として使う」という用途に使っているからです。自分で買った,情報処理技術者試験の参考書や問題集を全部スキャナで取り込んで,必要な時に参照しています。OCR処理しておけば,キーワードで検索できますし,辞書のような使い方なら,ページめくりもそれほどストレスにはなりません。試験問題などをちょっと調べたいときには,結構重宝しています。
あと,小説を読むときには,切り替えの遅さが結構ストレスになるのですが,じっくりよむ本なら,あまり気になりません。ですので,じっくり覚えたい参考書は,1行ずつ読んで味がある座右の書などを読むときには,結構使えます。私はiPhoneに,自分のお気に入りの書籍を電子化して入れているのですが,時々手持ちぶさたのときに読んでいます。読み終わったページが記憶されるので,なにげに使えます。
新しいメディアは,最初は結構ストレスがあることが多いです。ただ,そのうち,改善されてくることも多いので,わく☆すたでは,今後に期待しつつ,打てる手は打っていこうかな,って思ってます。
今の時点でも,活用できる部分では,有効活用できると思います。
参考書が重くて持ち歩きたくない,とか,iPad持ってて何かに使ってみたい,という人は,電子書籍を使って勉強するという方法も,検討してみてください。