株式会社わくわくスタディワールド

株式会社わくわくスタディワールド

残り3週間でやるといいこと

今日は4月1日,新年度ですね。
今日は天気も良かったので,昼休憩に神田明神まで散歩に行ってきました。

桜が満開で,とってもきれいでした。
今がちょうど見頃ですね。

神田明神の桜

というところで,少しブログの更新が途切れ気味でしたが,試験直前のこれからは,ペースアップしていきたいと思います。

まず,頓挫していて発売が延び延びになっておりました,「情報セキュリティスペシャリスト 過去問解説DVD 平成25年春」の発売,やっと開始いたしました。
25年秋版も作成中ですので,今週中には発売する予定です。
ぎりぎりになってしまいましたが,試験直前に演習などにお役立てください。

また,少し昨年度よりは遅い発売となります「徹底攻略ネットワークスペシャリスト教科書 平成26年度」も,予約注文を開始しております。
4月10日発売予定ですので,春試験後の勉強スタートには間に合うと思います。

と,告知が続いてしまいましたが,試験まであと3週間弱,正確にはあと19日です。
この残り3週間という期間は,締め切り効果で追い込まれることもあって,ちゃんと勉強すれば結構実力アップができます。
特に,「今のままだと無理かも」ぐらいの方は,この3週間の過ごし方が合否を大きく分けてきます。

この3週間でやるといいことのベスト3は,次のとおりです。

1.午前対策

まず,午前(高度午前1,午前2も含む)は,3週間あれば合格ラインにすることは簡単です。
過去問を3~5回分演習して,その内容がしっかり理解できていれば60%の突破は確実だからです。

全然勉強していなくって,午前も危なそう。。。とか,午後は大丈夫そうだけど午前が意外と不安,という方は,今の時期は午前対策を優先するのがおすすめです。
午前は大丈夫,と思われている方も,一度はざっくり過去問で確認してみるといいと思います。
意外な落とし穴が発見できるかもしれません。

2.実際の時間配分での過去問演習

実際の試験では,「ゆっくり時間をかけて解く」ことができることはあまりありません。
時間が余ることが多いのは,午前2と情報セキュリティスペシャリストの午後2ぐらいで,他は基本的に時間はギリギリなのが普通です。

実際の時間配分に近い時間で,時間を計って解いてみて,それで解けるかどうかを確認してみましょう。
過去問を使って,模擬試験のような形式でやるとベストだと思います。
特に,基本情報技術者試験と応用情報技術者試験は,午後の1問あたりで配分する時間は均等ではないはずなので,「全体の時間で選択問題を選んで全部解くことができるか」を試してみることは大切です。

ちなみに,一般的な目安としては,基本情報技術者試験の場合は,全部で2時間半のうち,問1~7までの情報セキュリティ+選択問題で1時間半(5問なので,1問平均で18分ぐらい),残りのアルゴリズムとプログラミング言語が各30分ぐらいとなります。
応用情報技術者試験の場合は,問2 or 問3で40分ぐらい,残り(問1と問4~11)の5問で1時間50分(1問平均で22分ぐらい)となります。

あと,時間配分に差が明らかにあるのは,エンベデッドシステムスペシャリストの午後1です。
こちらは問1に比べて問2 or 問3の方が明らかに問題として重いので,問1に時間をかけすぎないようにする(最大でも40分ぐらいでやめる)ことが大切です。

それ以外の午後試験は,基本的に均等配分で大丈夫ですが,難易度によっては差が出てくるので,実際にまとめて解いてみて,感覚をつかんでみるのがおすすめです。

3.過去問と経験の棚卸

ある程度過去問を解いてきたり,勉強をしてきた人におすすめなのが,「今までやってきたことの棚卸」です。
過去問演習は,ただやみくもに行うだけでなく,「その過去問題でどんなことが出題されていたか」を確認してみると,また新たな発見になります。

特に,論述系の試験の場合,午後1の過去問は事例の宝庫です。
実際の事例や考え方を知るいい機会になると思います。

また,「今まで自分がやってきたこと」をまとめてみるのもおすすめです。
これは,実務経験だけでなく,勉強してきたこと,読んできた本,人に聞いた知識など,どんなことでもかまいません。
意外と多くあると思いますので,「こんなにやってきたんだ」と,本番の安心材料にもつながります。

特に,論述系の試験の場合,この棚卸は必須です。
また,その他の試験区分でも,「自分はこの分野が得意」「ここで勝負しよう」などと,客観的に全体を俯瞰できますので,やっておくと本番に活かすことができます。

試験までの日々は,残り少なくなりました。

ただ頑張ってやみくもに進むだけでなく,現在地を改めて確認しながら,必要なことを淡々と行っていきましょう。