株式会社わくわくスタディワールド

株式会社わくわくスタディワールド

午後を時間内で解いてみる

わく☆すた,美月です。
試験まであと9日,明日からは試験前の最後の3連休ですね。
この休みを完全にサボってしまうと,精神的にも良くないので,少しでも勉強時間にあてるのはおすすめです。
応用情報技術者試験や高度区分を受験される場合には,一度直前にやっておいた方がいい勉強としては,「午後を時間内で解いてみる」練習があります。
論文試験でも記述式(事例解析)試験でも,2時間で午後2を解き切る,というのは結構大変です。午後2で時間が余るのは情報セキュリティスペシャリストぐらいで,あとは大体,2時間いっぱい,しっかり使わないと解けないと思います。
応用情報技術者試験の午後試験も,時間に余裕があるようなら,余裕で合格レベルか,全然歯が立たないかのどちらかです。
高度区分の午後1は,2問選択になって,時間的には少し余裕はある感じですが,それでも油断してると足りなくなります。
私自身,第一種情報処理技術者試験(今の応用情報技術者試験)を受験したとき,時間が全然足りなくって,アルゴリズムを解ききれなかった記憶があります。でも,とっさに,「他の問題もやらないと落ちる!」と考えて,アルゴリズムの問題を途中でやめて,他の問題を急いで解いていきました。
おかげでなんとか合格できたのですが,本番中はかなり焦りました。
午後試験は,時間が足りないのが普通で,ぎりぎり合格レベルだと足りない中でいかに時間をやりくりするか,が,結構合否を分けたりします。
実際の過去問演習だと,大体1問ずつに分けて解いていくと思います。午後2なども,一度に2時間の時間がとれなければ,細切れに勉強していることもあると思います。普段の勉強は,全然それでOKです。
でも,本番前に,一度ぐらい本番の時間配分を体験しておかないと,本番で焦る危険は大きいと思います。
ですので,一度,「午後問題で選択した6問を2時間半」(応用情報技術者試験の場合),「午後1問題で2問まとめて1時間半」「午後2問題を2時間」(高度区分の場合)で演習してみるのはおすすめです。題材は,やってない,古い過去問などでいいと思います。
そして,「時間が足りない」ことが実感できたら,足りるように時間配分について,戦略を練っていくのはおすすめです。例えば,「応用情報技術者試験の午後問題は,1問で25分以上時間がかかるようなら,途中やめして次に行く」「午後1は1問45分を越えたら次に行く」などです。あらかじめ考えておくと,あせらず落ち着いて考えることができると思います。
体が問題を解く,ということに慣れるためにも,一度本番と同じようなことをやってみるのはおすすめです。ベストは,1人模擬試験,って感じで,朝の9時半から夕方4時半まで試験を疑似体験する,ということですが,そこまでできなくても,一番重点をおいている1つの試験だけでもいいと思います。
最後の追い込み,悔いのないようにできることをやっていきましょう。