株式会社わくわくスタディワールド

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本屋で本を読む -おすすめ本とそうでない本-

わく☆すた,美月です。
いろいろ欲しい本,見たい本があったので,池袋のジュンク堂書店に行ってきました。
関西にいた頃からよく行っていた,私の大好きな本屋の一つです。


ここの本屋のいいところに,「椅子にすわって本が読める」ことがあります。
Amazonなどと違って,普通の本屋は,本の中身を確認してから買えるのがいいところですが,立って本をチェックしていると,結構疲れてきます。特に,コンピュータの専門書は,思いものが多いので,立ち読みするのも大変です。


そこで,良さそうな本を7,8冊抱えて,脇に机のある椅子に座ります。
それで,じっくり検討して,見定めていきます。
PHPとか,軽い言語の本だと,見比べて読んでるだけで,結構頭に入ってきて,実力ついたような気もしてきます。^^;
こうやって,本を選ぶ過程も,楽しみの一つです。


あと,本屋の楽しい使い方の1つに,「自分があまり行かない分野に立ち寄る」ということもあります。
子供向けの絵本のコーナーとか,意外に面白いですし,大人が読んでも楽しめるものが多いです。
大きな本屋でじっくりいろいろ見ていると,一日しっかりかかります。


情報処理技術者試験のコーナーも,見てきました。


春試験にもあった,応用情報技術者試験,情報セキュリティスペシャリスト試験などは,秋試験の改訂版はほとんど出ないようですね。応用情報技術者試験などは,初回の試験を見る限り,試験の傾向から大分ずれた本も多いので,ちゃんと見極める必要があるように感じました。


ネットワークスペシャリスト,システムアーキテクト向けなど,秋向けの試験対策本は,もう大分発売されているようです。こちらも,試験制度は変わりましたが,中身としては旧試験を引き継いでいるものがほとんどです。高度試験は,名称変更の割に,中身がそれほど変わりそうではないので,それでいいとは感じます。
ただ,論文試験については,設問イ,ウにも字数制限ができて,設問ウが600字以上など,制約がいろいろかかってきましたので,従来とはちょっと傾向が変わってきてる感じです。ちゃんとそれに対応した練習をした方がいいとは思います。


高度系の試験は,私が最初に受け始めた頃は,選べるほど本がなかったので,大分状況は良くなったなぁ,と感じてます。
とはいえ,かなり玉石混淆ですし,参考書は,自分の目できちんと見極めて買うことが大切です。参考書の内容をすべてマスターしても,合格までほど遠い本は結構ありますので。。。^^;


このへんの情報はいろいろお教えしたいのですが,昔,友人が,「おすすめできない参考書」をホームページ上に公開したところ,苦情が来て大変だったということですので,残念ながら一般公開はできません。
ただ,お知らせしたいな,とは思っているので,弊社のDVD「合格への道標」の購入者特典として,「おすすめ参考書/おすすめできない参考書」を公開しています。


。。。といって,「欲しければお買いくださいね」っていう宣伝もイヤなので,ちょっとヒントだけ言っておきますね。
ネットワークスペシャリスト向けで,「ベーシック手順」とか「X.25」とかが詳しく説明されている参考書は,今の試験ではほとんど使えません。せめて,HDLCよりもEAPの方が詳しく説明されている参考書を探してください。
応用情報技術者向けで,同シリーズのITパスポート向けと,中身がほとんど変わらないものがあります。こういうのは読んでも,とっつきやすいだけで,実力はつかないので,避けた方が賢明です。


本屋でいろいろ立ち読みしながら,本にいろいろつっこみを入れる。これも本屋に行く醍醐味の一つです。