株式会社わくわくスタディワールド

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試験区分別,勉強のスタート時期

平成22年春データベーススペシャリスト試験午後問題解答解説DVDの撮影が,今日やっと終わりました。
これから編集に入りますので,来週中には発売できる見通しが立ちました。ですので,明日には予約販売を開始します。
わく☆すた公開セミナーの「データベーススペシャリスト対策4回コース1回目」は,ただいま最後のチェック中ですので,もう少しで発売できる見込みです。
年末年始の勉強のお供に,ご活用いただければ幸いです。
最近は,試験区分としては,データベーススペシャリストの話が多いです。
これは,以前「データベーススペシャリスト試験対策は早めのスタートで」でも書きましたが,春試験の8区分の中では,データベーススペシャリストが一番スタートが早い方がいいと感じているからです。
応用情報技術者と情報セキュリティスペシャリストは,年2回試験がありますし,再受験の方は合格発表の後でないとやる気にならない,という人が多いと思います。この2つの試験区分は,それでも間に合うことが多いですし,基礎的な力があれば,3ヶ月きっちりやれば受かると感じています。
通常の勉強の仕方としては,年内にスタートすればちょうどいいと思います。
システム監査とプロジェクトマネージャの2区分は,積み重ねて何ヶ月も勉強する,というほどに知識としては多くないです。一番時間がかかるのは午後2の論文を書く練習で,これは積み重ねは必要だと思います。
ただ,論文自体をずっと書き続けるというより,手書きでまとまった文章を書く練習ができていれば,あとは早いと思います。
ですので,この2区分は,論文を書くことに慣れていれば,年明けでも十分間に合うと思います。
エンベデッドシステムスペシャリストは,全然知識がない場合は,結構時間がかかると思います。
ただ,試験参考書はあまり充実していませんし,試験対策として特別なことをするという感じではないので,今頃は試験対策ではなく,「エンベデッド技術」の勉強をするのがおすすめです。
問題演習などの,試験対策は,年明けでも大丈夫だと思います。
初心者向けの資格,基本情報技術者とITパスポートは,逆に「何ヶ月やれば受かる」というのは全然言えないと感じています。元々の素養や基礎知識に大きく左右されるからです。コンピュータが好きで,いろんな実務をやっていれば,試験対策はほとんどいりませんし,まったくの素人だと,結構敷居は高いと思います。
こちらは私の専門外ではありますが,勉強量は多く,早めにスタートした方が余裕は持てるので,今の時点で問題を解いて現在地を確認してみるといいと思います。
私の意見で,だいたいこれくらい,ということを書かせていただきましたが,もちろん,もっと早くスタートしたければすればいいですし,追い込まれて頑張るのもありだと思います。
ただ,試験区分によって,必要な勉強量や期間は違いますので,それもちょっと頭に入れながら,自分の勉強のペースを決めていきましょう。