引っ越して思い出した試験の地域格差
お久しぶりの美月です。
熊野に移住してもうすぐ3か月,少しずつ生活にも慣れてきて,体力も戻ってきました。
これからは,またいろんな情報を提供していきますね。
うちの近所を流れている熊野川はこんな感じで,毎日自然がきれいです。
少しずつ癒やされて気力が戻ってきたので,また新しい本の執筆などを始めています。
最寄りのコンビニまで約30km,スーパーも近くにない田舎ですが,意外と生活に必要なものは揃います。
余計な誘惑がない分,無駄遣いも減って穏やかな暮らしです。
というところで本題ですが,明日7月13日から,秋の情報処理技術者試験の申し込み開始です。
受験される方は,早めに申し込みした方が,受験会場が近くなる可能性が高く有利です。
。。。というのはいつもの定番なのですが,今回私は,「受験会場」以前に「試験地」をどこにするかで迷っています。
自宅(和歌山県田辺市本宮町)から100km圏内には,試験地がないのです。
ちなみに,情報処理技術者試験の試験地一覧は,こちらになります。
うちは行政的には和歌山県ではあるのですが,ちょっと北に行けば奈良県ですし,東に行けば三重県になります。
「車で一番行きやすい県庁所在地は“津”」かなぁ,と思って試験地を見ると,三重県は津じゃなくって四日市なんですね。
それだとさらに遠くなるので,悩ましいところです。
距離的には和歌山市と奈良市が同じくらいですし,まだ迷ってます。
どこにしても前泊は必須のようなので,宿と合わせて,もう少し検討してみます。
この悩みで改めて思い出したのが,地方に住んでいると,「試験に受ける」というだけで大変なことも多いなぁ,ということです。
私は,広島県福山市の出身で,高校卒業までずっとここにいたのですが,最初に受けた国家試験は,高校の部活(物理研究部)でみんなと一緒に受けた,電話級アマチュア無線技士(今の第4級アマチュア無線技士)でした。
最寄りの試験会場は広島市でしたが,福山からだと100km以上あり,片道2時間かけて電車に乗って行きました。
労力も電車賃もかかるので,「落ちたらもったいない。絶対落ちれない!」と気合いも入るので,悪いことばかりではないのですが,受けたい試験が受けられない,というのは残念なこともありました。
東京を中心とした関東圏に長く住んでいる間に,そんなことはすっかり忘れていましたが,受けやすさというのは,住んでる地域によって,かなり差がありますね。
ITパスポートでさえ,CBT会場が近くにないので,受けづらいです。
ただ,こちらは“津”にも会場があります。最寄りは“伊勢”だと思うのですが,最近は開催されていないみたいですね。
ちなみに,ベンダー資格は,田辺市に「情報交流センターBig・Uテスティングセンター」というのがあり,MOSやオラクルマスターなどは,ちゃんと受けられたりします。
せっかくなので,オラクルマスターのアップグレードをするのもいいかなぁ,とも考えてます。
試験を始めとした,新しいことを学ぶための環境は,やっぱり都会の方がいろいろ揃っているとは思います。
ただ,環境が整っている=勉強ができる,ということでもありませんし,逆境だった方が燃えることもあります。
私も,自分で選んだ移住ですし,この不便さを楽しみつつ,やれることをやっていこうかな,って考えています。
ちなみに,遠いので受けない,という選択肢は,考えていません。
今のところ,「和歌山でネットワークスペシャリストを受験して合格する」というネタに走る可能性が最有力です。^^;
試験まであと3か月と少し,申し込みも間もなくとなり,そろそろ,本格的に始動する時が来ました。
そろそろ,エンジンをかけ直して,進んでいきましょう。