応用情報技術者合格体験記:ビーグルさん
合格体験記シリーズ,今回は,テクノロジ系を中心に午後を選択されて,合格されたビーグルさんです。
【基本情報】
氏名:ビーグル
年齢:47歳
応用情報技術者受験:2回目
(ソフトウェア開発技術者試験も含めると4回目)
点数:
午前 70点
午後 67点 (問2,問4,問5,問6,問8,問9を選択)
【試験に向けて,勉強した内容】
再受験ですが,基礎からのやり直しと,知識を定着させたいため5ヶ月ぐらい前から,可能な限り毎日1時間ずつくらい勉強しました。
具体的な内容は,以下の通りです。
1.過去問演習
(1)午前対策:平成22年度版応用情報技術者試験 精選予想500題(東京電機大学)
(2)午後対策:2010秋 徹底解説本試験問題(ITEC)
2.その他 知識の勉強
(1)日経STSTEMSと日経ネットワークで、最新情報をキャッチ。
(2)将来高度も受験することを見据えて、「情報セキュリティスペシャリスト」「ネットワークスペシャリスト」「データベーススペシャリスト」それぞれの完全攻略テキストとトレーニングを活用しました。
特に、トレーニングの基本問題は、オリジナル問題ですが、完全穴埋めなので午後の記述式に少しは役立つと思い活用しました。
【当日の試験の感想】
当日は,部屋の温度調節のため、カーデガンが役立ちました。
また、机が会議室などによくある長机だったので、消しゴム使う時に机が揺れるのが気になりました。
各区分の感想は,以下の通りです。
1.午前
例年通り、新問がいくつかありましが、難易度的には,平成22年春と同等だったと思います。
「テクノロジー系」「マネジメント系」「ストラテジ系」それぞれに過去問の使いまわしがありましたが、特に「ストラテジ系」が多かったように思います。
2.午後
平成22年春とほぼ同等といった感じです。
特徴的だったのが、ネットワークでは、無線LANが連続して出題されたことと,システムアーキテクチャーでも、連続して待ち行列理論が出題されたことでした。
新しい傾向としては、データベースに、流れ図を絡めた問題が出題されたことと,システム開発は、CSSの実践的な部分を問われた問題が出題されたことでした。
セキュリティは、検疫ネットワークの問題でした。各企業でも外部から持ち込みしたPCを接続するケースも増えているからでしょう。
【今後の受験者に向けてのアドバイス】
午後の選択問題は、あらかじめ決めておくことをお勧めします。
私は、問題を見て解けそうな問題を選択するやり方をしていましたが、試験後に見直して見ると自分の得意分野であるにも関わらず、見た目が難しいそうだったので、敬遠していました。
しかし、よく読んで解いてみると意外と解けたので,決めておいた問題を解いた方がいいと後悔しました。
あと、私は,各問の制限時間を20分で設定し、残りの30分を見直しに当てる方法を取りました。
20分を過ぎても、あと5分くらいで解けるのであればそのまま続けて、だめな場合は次の問題に進む方法です。
この時解けなかった問題も、見直しによっていくつか解けました。
制限時間を決めておくのはおすすめです。
最後に、各問の解く順番は,得意な分野から着手した方がいいと思います。
私の場合は、
問6:データベース
問5:ネットワーク
問9:セキュリティ
問4:システムアーキテクチャ
問8:システム開発
問2:アルゴリズム
の順番で解きました。