英語を学ぶのではなく英語”で”学ぶ
“英語を学ぶ”といっても,何を学ぶかによって,学ぶ内容はいろいろ変わってきます。
漠然と,「英語を話せるようになろう」と思っていてもあんまり意味はなく,英語を使って何がしたいかを考えることが大切です。
私は最近改めて,英語を学び始めました。
きっかけは,機械学習やAI(人工知能)に興味があって学びたいな,と思ったからです。
こういった学術分野は,英語の情報が豊富ですし,英語で学ぶことで最先端のことに触れることができます。
といっても,いきなり機械学習について英語で読んだら訳が分からなかったので,基礎的なところからリハビリをはじめることにしました。
具体的には,プログラミング言語のpythonを学んでコンピュータサイエンスの復習をしてから,徐々にレベルアップしていこうと考えています。
そのために,今私が使っているのは,Udacityです。
こちらは,いろいろなコースが公開されていて,基礎的なコースを受講するためだけなら無料で利用できます。
最終的には有料コースで機械学習のナノ学位を狙っていますが,まずは無料の,Intro to Computer ScienceやProgramming Foundations with Pythonで基礎固めです。
英語で学習,というと身構えてしまいますが,中学卒業レベルの英語力が備わっていれば,意外と興味のあることは学べるものです。
UdacityはYouTubeで公開されているため,基礎的なコースなら日本語の字幕もついています。
字幕を見ながら,英語学習も兼ねて学ぶことができると思います。
私自身は実は,日常会話はあまり得意ではないのですが,特定の分野の英語はできる,という状態です。
外資系のIT企業にいて,サイトのローカライズの仕事をしていましたので,Web関連の英語はわかります。
また,アメリカでランニングのインストラクターの資格を取りましたし,海外マラソンも結構走っていますので,ランニングに関する英語は大丈夫です。
インターネットを通じて世界がつながってきたため,英語ができるといろいろ活動の幅が広がるようになりました。
でも別に,何もかも英語でできるようになる必要はありません。
自分の好きな分野から学んで,その分野で他の人とコミュニケーションができるようになれば,活動の幅は大幅に広がります。
アニメやゲームなども,海外の人とやり取りすると面白い発見がいろいろあります。
アニメにもなったゲーム『CLANNAD』の英語版もありますし,好きなゲームをやってみるというのでも楽しく学習できると思います。
まずは,自分の興味のあることから,英語での学習をはじめてみるのがおすすめです。
楽しんで,興味のある教材で学習を進めていきましょう。