ちょっと,立ち止まってみる
今日は,翔泳社のオープンセミナーで,応用情報技術者講座の最終回でした。
ご参加いただいた皆様,ありがとうございました。
ここ1週間,セミナーはずっと延期か中止だったので,久しぶりの講義でした。
先日のコメント欄で,風太さんが過去記事から見つけてきてくれましたが,以前「休んでいる間に実力がアップする」という記事を書きました。
勉強した後,休んでいる間,実は脳は休んでいなくって,いろいろ整理をしてくれています。
なので,一度勉強した後,しばらくほっておくと,いつのまにかできるようになっている,というのが良くあります。
自分の経験や,今まで教えてきた経験上,「データベース」と「アルゴリズム」は,その傾向が強いように感じています。
正規化とかアルゴリズムの考え方などは,理解するというより,「腑に落ちる」「身につく」という感じなので,毎日やっていればできるようになる,というわけではありません。
急に腑に落ちて,分かった感じになるか,気がついたらできるようになっていた,という感じになります。
勉強は,コツコツ毎日休まずに続けた方がいい,と思ってる人は多いと思います。
全然やってないときは,毎日勉強する習慣をつける,というのはいい方法です。今まで勉強してなかった人が,とりあえず勉強の習慣をつける,というのはありです。
ただ,結構勉強していて煮詰まっていたり,ちょっと壁を感じていた人,急にやる気がなくなった人などは,一度立ち止まって休んでみるのもおすすめです。
どうしても,「続けないといけない」と考えて,休むことに罪悪感を感じる人が多いのですが,止まりたいときに無理して進むと,すごくエネルギーを消耗します。
今は目標設定もしづらいですし,やる気が出なくなった人は,ちょっと,立ち止まってみるのも一考です。
やる気が出てる人は,それがカラ元気でなければやっててもいいですが,無理に頑張るのは反動が出るのでやめた方がいいと思います。
しばらく休んでも,実力が落ちるどころか,逆にアップしているかもしれません。
一度ちょっと立ち止まって,力を蓄えていきましょう。