株式会社わくわくスタディワールド

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音楽をAIに選んでもらって聴く

最近になって私は,実は自分の好きな音楽のジャンルが「ジャズ」だということに気づきました。
今までJ-POPが好きだと思っていたのですが,それは歌詞の意味が分かって「選びやすい」からだけで,ただ音楽を聴くときには,耳に心地いい音があればいいことがわかりました。

これは,頑張ってジャズを聴いて勉強したから,というわけではなく,「Google Play Music」で,適当に音楽をかけていて,「いいね!」ボタンを押していたらわかったことです。

Google Play Musicでは,自分のアカウントで利用して,音楽を聴きながら好みの音楽を教えると,AI(人工知能)が学習してくれます。
そして,「I'm feeling lucky」ラジオという,「あなた,これ好きでしょ!」という曲を選んで教えてくれる機能があるのです。
これをうまく活用すると,新しい自分好みの音楽に,いろいろと出会うことができます。

昔私が中学生の頃は,音楽を聴くといえば,「ザ・ベストテン」などのヒット曲を流す音楽番組でした。
これだと,日本の歌しかわかりませんし,クラスのみんな,同じような音楽を聴いて話題にする,という感じでした。
たまに洋楽を聴くような人もいましたが,英語の音楽はよく分からなかったですし,人に教えてもらったもの(ワムやマイケルジャクソンなど)はあまり好みじゃなかったりしました。

あと,これは私の個人的な事情なのですが,私には若干共感覚的なところがあって,不協和音などを「痛い」と感じてしまいます。
ですので,下手な歌や演奏が人一倍苦手で,ライブハウスなどの演奏はなるべく避けてきました。
あんまり,いろいろな音楽を楽しむ,ということはやってこなかったのです。

でも最近,自分で選んで買ったCD以外も,いろいろ聴くようになりました。
Google Play Musicは,自分好みの音楽も選んでくれますが,それ以外にもいろいろなシチュエーション別のラジオがあります。

例えば,私の最近の仕事時のお気に入りは,「Jazz for Working」を選んで,適当に仕事時に良さそうなJazzを流してもらうことです。
特に,まわりの音がうるさいときに,ノイズキャンセリングヘッドホンをつけて没入すると,集中できます。

そのほかにもシチュエーション別に,「想像力を高めるインスト」「勉強用BGM」などを使っています。
そのほか,遊びの使い方としては,「80年代ヒットソング」などで,昔懐かしの音楽をかける,というのも楽しいです。

昔は,1曲1曲自分で選んでCDなどを買うか,有線を契約して流す,という選択肢ぐらいしかありませんでした。
でも,今はいろんな曲の入手方法がありますし,自分で頑張って探さなくっても,好みの音楽に出会いやすくなっています。

「音楽を選ぶ」という行為もAIにおまかせしちゃって,楽に音楽ライフをエンジョイしていきましょう。

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